虎に翼あらすじ第88話「誤訳」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第88話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第87話で、寅子(伊藤沙莉)は判事として刑事事件を公平な目でみなければと感じました。

 

虎に翼のあらすじ第88話は、寅子(伊藤沙莉)が検察が出してきた証拠を不思議に思うところからはじまります。虎に翼第88話のタイトルは「誤訳」です。

虎に翼あらすじ第88話

ライトハウスで寅子(伊藤沙莉)が航一(岡田将生)に打ち明けました。

寅子
私、刑事事件にふさわしくないかもしれません。どうしても、被告人側の差別を受けていた側の気持ちになってしまいます。
星航一
常に公平にいるなんて無理です。感情が度を越えてはいけません。けど、裁判官も人間なので、揺れ動くのは当たり前です。だから、合議制が作られたのではないでしょうか。

裁判はその後、検察側が追加の証拠として顕洙(許秀哲)が広洙(成田瑛基)に宛てた手紙をだしてきます。

朝鮮語で書かれた手紙で、検察側が翻訳をしています。それでも、顕洙は黙秘をつづけていました。寅子(伊藤沙莉)はその翻訳について疑問に思います。

寅子
わざわざあんな手紙を送るでしょうか。文章も不自然というか。
入倉
朝鮮語だからバレないと思ったのでしょう。

寅子は、文章の不自然さも相まって納得がいきません。そのため、小野(堺小春)に聞きます。

寅子
小野さん。韓国語で、燃やすってどうやって書くの。

小野は簡単な言葉ならと、教えてくれます。

小野
ありがとうございます。私のこと誰かから聞いたんですね。

ある日、疲れ切って寅子(伊藤沙莉)が帰ると、優未(竹澤咲子)も疲れて寝ていました。優未は、山登りをしてきていたから疲れていたのです。

しかも、山で怪我した友達の荷物をもってあげていたことで、余計に疲れていました。

寅子
優未、優しいじゃない。
優未
えっ?違うよ。困っている人を助けるのは当たり前でしょ。
寅子
そう。

寅子は、優未の優しさエピソードを聞いて、嬉しくなりました。

 

顕洙(許秀哲)が広洙(成田瑛基)に宛てた手紙が気になった寅子(伊藤沙莉)は、崔香淑(ハ・ヨンス)に翻訳をお願いします。

さいこうしゅく
ごめんなさい。とても悲しい手紙なので。中を燃やすというのは、気をもませるという訳になる。
汐見
中を燃やすと訳をすると、被告人不利になるんじゃ。
さいこうしゅく
諦めてしまったのだと思います。

崔香淑が訳してくれたおかげで、検察の誤訳が判明しました。

 

そこに小野(堺小春)がやってきました。

寅子
小野さん・・・

虎に翼第88話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第89話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第88話の感想

虎に翼第88話のあらすじでは、検察側が出してきた証拠の手紙が誤訳であることが判明するというストーリーでした。

その協力をしてくれたのは、崔香淑でした。しかし、中を燃やすと気をもむでは全く意味が異なりますよね。

 

そんな誤訳をされて証拠にされたら、外国人のえん罪は無限に作られていってしまいます。寅子が崔香淑にお願いしたのは正解だったのかも。

検察側の訳だけだと、顕洙は濡れ衣をかけられたままだったでしょう。外国の言葉を正確に訳せる人ってこの時代まだまだ少なかったはず。

 

だからこそ、複数の人に翻訳を頼むべきなのかなって思いました。訳が誤訳であることで、検察はどんな反応をするのでしょうか。

ただ、寅子がやってることって弁護士みたいだなあって思いました。金顕洙の手紙をわざわざ翻訳しなおすって弁護士の仕事かなって。

 

弁護士側が翻訳しなおしたものを見て、裁判官が判断するっていうのが本来の流れのような気がします。昔は違ったのかな。

いずれにしても、金顕洙の手紙が証拠にならないことが判明しました。これはこの裁判において大きいですね。

 

どんな結末を迎えるのか。楽しみです。虎に翼第88話の感想はここまで。虎に翼第89話の感想につづく



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