虎に翼 あらすじ第42話「向き合う時」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第42話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第41話で、終戦を迎えて寅子(伊藤沙莉)と花江(森田望智)は東京に帰りました。東京は、焼け野原で変わり果てていました。

 

虎に翼のあらすじ第42話は、寅子(伊藤沙莉)が一家を支えようと頑張るところからはじまります。虎に翼第42話のタイトルは「向き合う時」です。

虎に翼あらすじ第42話

直言(岡部たかし)が病気であったため、寅子(伊藤沙莉)は、優三(仲野太賀)がもどってくるまで一家を支えなければいけませんでした。

直言がマッチの仕事を見つけてきて、寅子と直明(三山凌輝)は工場でマッチづくりを手伝います。はる(石田ゆり子)と花江(森田望智)は家事と子育てをしながら、繕いの仕事をします。

 

精一杯生活をしているうちに、昭和21年の正月がやってきました。

直言
みんなのおかげで年を越すことができた。苦労をかけてすまない。
直明
なに言ってるんだ。お父さんがマッチの仕事を見つけてくれたおかげじゃないか。
直言
ありがとうな。こうやって家族そろって新年を迎えられるだけでも・・・そろってはないんだが。
花江
来年は、優三さんも戻ってきてにぎやかになるといいわね。トラちゃん、もっと優三さんの話してもいいのよ。写真だって、飾っていいし。私のことは気にせず、希望をもってちょうだい。

花江は、寅子が遠慮して写真を飾っていないことに気づいていました。みんなが励ましてくれることで、寅子は涙ぐみます。

その晩、寅子は部屋で優三の写真を見てつぶやきました。

寅子
早く帰ってきてね。

優三が戻ってこないまま、季節は春になりました。ラジオから東京帝国大学の入学式の様子が伝えられます。その年、はじめて女子の帝国大学生が19名誕生していました。

そのラジオを聞いて、直明の手が止まります。そして、再び作業に没頭しました。その日の夜、水を飲もうと起きると、直明が慌てて本を隠しました。心理学の本です。

直明
持ってた本を売って、岡山からの切符にしたんだけどこの本だけは売れなくて。内容もほとんど覚えちゃってて。
寅子
そんなにコソコソ読まなくても。
直明
ずっと、みんな気にしているでしょ。僕が大学に行かなかったこと。自分で決めたことなんだけど。でも、眠れないときに活字を読んでたら、落ち着くんだ。ただそれだけ。
寅子
ちょっと待ってて。

寅子は、押し入れにしまっていた法律の本を取り出しました。

寅子
読みやすいのを選んできた。興味があれば、他にもあるから。

直明は、本が読めるというだけで目がキラキラしていました。

 

寅子は、弟のため、娘のため、家族のため、優三のため・・・これまで、目を背けていたことに向き合う時がやってきました。

数日後、寅子は雲野法律事務所を訪れます。扉の前で、寅子が入ろうかどうしようか迷っていたところ・・・

雲野
佐田くん、佐田くんじゃないか。
寅子
ご無沙汰しております。突然おしかけて申し訳ございません。
雲野
いやいや、佐田君なら大歓迎だよ。お子さん、元気かい。
寅子
はい。
雲野
今日は、どうしたいんだい。

寅子は弁護士として雇ってほしいと言い出せませんでした。そして、猪爪家に帰ってきます。

直言
お帰り。寅子、どうだった?

直言は、慌てて優三の写真を置きました。

寅子
他あたってみる。優三さんが帰ってくるまで、私が支えなきゃね。

優三が帰ってくることもなく、寅子が弁護士の仕事に復帰できる見込みもないままでした。

直明
姉ちゃん、弁護士戻らなくていいよ。辛くてやめたんだろ。
寅子
でも、私が頑張らないと。
直明
僕が頑張るから。

終戦から1年が経過したある日、直言(岡部たかし)は、足元がおぼつかずトイレに行くにも、はる(石田ゆり子)がついていきます。

寅子は自分がいつでも仕事に戻れると思っていたことを反省します。

 

そんな中、ガシャンと倒れる音がします。

花江
トラちゃん、来て。

寅子が慌てていくと、直言が倒れていました。その時、優三(仲野太賀)の写真たてが落ちていたので寅子が拾うと・・・

直言
触るな。見るんじゃない。

寅子は、直言が写真の裏に隠していた優三の死亡告知書をみつけてしまいます。虎に翼第42話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第43話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第42話の感想

虎に翼第42話のあらすじでは、寅子が弁護士の仕事に戻ろうとして雲野法律事務所に行きましたが、それをとても言い出せる状況ではありませんでした。

また、直言が倒れたことがきっかけで寅子が優三の死亡告知書を発見してしまうというストーリーでした。

 

弁護士の資格を持っていても、なかなか仕事見つからないんですね。寅子は資格をもっているのだから、自分で弁護士事務所を立ち上げるって方法もあると思うんだけど・・・

経済的に苦しいので、そこまではなかなか思いつかないのかな。雲野法律事務所がダメだったら、自分でって思ってもおかしくない気がしました。

 

弁護士って、雇われるというよりは自分で独立してする仕事なので、そっちの方がいいと思うんですけどね。今後、寅子がどういった道に進むのか注目です。

しかし、直言はアカンね。優三の死亡告知書を隠すっていうのは、優しさなのかもしれないけどこうなったら最悪です。

 

受け取ったその日か、次の日ぐらいには寅子に知らせないと・・・さすがに寅子は怒るでしょう。受け入れるのに時間がかかることでもありますし。

直道のことは花江に話したのに、優三のことを隠すってのはなんなんだろう。その違いがどこにあるのかは気になるところです。

 

寅子がどんな反応をするのか。明日の寅子に注目です。虎に翼第42話の感想はここまで。虎に翼第43話の感想につづく



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