鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第18話「壇ノ浦で舞った男」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第18話のネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第17話で、木曾義孝(市川染五郎)が殺されました。そのことに大姫(南沙良)がショックを受けました。

 

鎌倉殿の13人の第18話のあらすじは、1185年(元暦2年)正月からはじまります。鎌倉殿の13人の第18話のタイトルは「壇ノ浦で舞った男」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第18話

1185年(元暦2年)正月、四国の屋島に逃げた平家を挟み撃ちにするべく、義経(菅田将暉)が四国から源範頼(迫田孝也)が九州への逃げ道を塞ぐ作戦をとりました。

義時(小栗旬)は範頼の軍と行動を共にしていました。平家も瀬戸内海で必死の抵抗を行い、義経は摂津で足止めをくいいらだっていました。

 

梶原景時(中村獅童)や畠山重忠(中川大志)の反対を押し切って、暴風の中にもかかわらず船で阿波に向かいました。

その様子を見送る、梶原景時は畠山重忠に言います。

梶原景時
九郎殿が天に選ばれし男なら、必ず成し遂げる。

そして、義経軍は阿波に到着して平家軍を山口県長門の彦島まで追いやります。その活躍は逐一、鎌倉にいる源頼朝(大泉洋)に伝えられます。

頼朝は、義経の活躍に神経をとがらせました。その頃、義経たちは長門の壇ノ浦で軍議を行っていました。

梶原景時
鎌倉殿より此度の戦、大将を任された。
源義経
私が指揮をとります。

2人は、激しく対立してしまいます。

畠山重忠
平家は、此度の戦に死に物狂いで向かってきます。九郎殿を欠くわけにはいきませぬ。

重忠は、義経の味方をします。それに三浦義澄(佐藤B作)らの家人らも賛成します。しかし、梶原景時が最初から仕組んだものでした。

義経は、頼朝の気持ちがわからなくなっていました。なぜ、自分ではなく梶原景時を大将にしたのかわからなかったのです。

 

海をながめながら、義経が思いにふけっているとおきて破りの裏技を思いつきます。

3月24日、義時は源平の戦いを関門海峡を見下ろす高台から見ていました。義経は、平家の船に囲まれていましたが動じていませんでした。

源義経
船の漕ぎ手に矢を射ろ。
畠山重忠
船の漕ぎては、兵ではござらん。殺してはなりませぬ。

義経の非道な作戦に、他の兵たちも義経の指示に動こうとしません。しかし、義経は自ら矢を射て漕ぎ手を殺しました。

強引に命令に従わせて、兵ではない漕ぎ手を殺していきます。別で戦っている三浦義澄や比企能員(佐藤二朗)らも息をのみます。

 

平家軍は、そのことで動揺して一気に形成が逆転します。平宗盛(小泉孝太郎)は、万策尽き三種の神器と共に海に飛び込みます。

頼朝は、壇ノ浦の報告を受け喜びました。

源頼朝
九郎がやってくれた。平家がほろんだ。

梶原景時は、一足早く鎌倉に戻り頼朝に報告をしました。

梶原景時
鎌倉殿を差し置いて、平家の後は九郎義経殿の世だと呼ぶものがいるほど評判が高いです。

頼朝は、不機嫌になります。

源頼朝
すぐに呼び戻せ。

しかし、義経は京で検非違使に任命されているため、京を離れることができません。そのため、義時に義経を非難する文を送りました。

義時は、その文を義経に見せます。

義時
一日も早く、自分の口で弁明なさるべきです。

しかし、義経は京で検非違使の職があります。そのため、後白河法皇(西田敏行)に話して必ず京に戻ることを約束して、鎌倉に帰ることの許しを得ます。

源義経
兄の誤解を解き、必ず京に戻ってまいります。

義経が鎌倉に戻ることが決まり、義時は一足先に鎌倉に帰りました。そして、頼朝に話します。

義時
あの方に、野心があるとは、とても思えませぬ。

しかし、その義時の言葉を梶原景時が遮りました。

梶原景時
九郎を鎌倉に入れてはなりませぬ。
源頼朝
決めた。九郎とは会わぬ。

そういって、頼朝は席をたちます。義時は、それを追いかけていきます。

義時
九郎殿は、鎌倉殿に会って話がしたいだけなのです。
梶原景時
あのお方は、天に選ばれたお方。鎌倉殿と同じだ。2人が並び立つはずがない。

その後、義経一行は鎌倉に向かいますが、同行した平宗盛のみ鎌倉に連行されます。平宗盛は、義経に言いました。

平宗盛
鎌倉殿への文で、思いを伝えればいい。

しかし、義経は字が苦手でした。そのため、平宗盛が代筆をしました。その数日後、頼朝は宗盛と会いました。

頼朝は、宗盛との対面より義経の手紙に怒りました。義経が書かずに、代筆していることがわかったからです。

源頼朝
なぜ、小細工をする。宗盛を連れて、さっさと京へ帰れと伝えよ。

そのため義経は、京へ帰ります。

源義経
この先は、法皇様第一に仕えます。

義経は、源氏の誇りを持ち京で生活することを決めました。鎌倉殿の13人の第18話のネタバレ,あらすじはここまで。鎌倉殿の13人のネタバレ,あらすじ第19話につづく

鎌倉殿の13人第18話の感想

鎌倉殿の13人の第18話のあらすじでは、義経は壇ノ浦の戦いで平家を滅亡させました。しかし、帝は入水で死んでしまいました。

源頼朝は、義経の活躍を気にしていました。頼朝からすると、自分以上に力をもってしまう可能性があったからです。

 

でも、梶原景時が言っていたように源頼朝と源義経は並びたてないってのはそうなのかもしれないですね。義経は、戦場で極悪なことをします。

船乗りの殺してみたり、これまでの戦ではしていないようなことをためらうことなく行います。しかし、一方で平宗盛に親子で会わせてあげる。

 

また、平民たちと仲良くするなど頼朝にない部分も持っています。なので、もしかしたら義経がトップになった方が鎌倉幕府はつづいたかもしれません。

義経は、その野心がないにもかかわらず、頼朝との対立させられるのはちょっと可哀想になりました。梶原景時と後白河法皇に仕組まれたような形でした。

 

そして、手紙も自分で書かなかったのがよくなかったです。義経の想いをただ書いてもらうだけにすればよかったのですが・・・すべてを宗盛に任せたのが良くなかった。

そもそも、後白河法皇はなんで義経を京に置いておきたいのかな。義経と頼朝を争うように、わざと持っていってるのかなって感じました。

 

義経がずっと、京におることになるとなにか揉め事になりそうですね。それも含めて、後白河法皇の思い通りになっているような気がします。

生意気だけど、まっすぐで戦上手。義経と頼朝が両雄並び立つように、義時がもっていければ良かったんでしょうけど・・・この後を見るのがつらくなりそうです。

 

義経に鎌倉に戻ってきてほしいけど・・・無理なんですよね。鎌倉殿の13人の第18話の感想はここまで。鎌倉殿の13人の第19話の感想につづく

 

あなたにおススメのページ

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第19話
舞い上がれ!ネタバレ,あらすじ吹き出し
鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじまとめ