鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第19話「果たせぬ凱旋」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第19話のネタバレ,あらすじを吹き出し,会話方式でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第18話で、源頼朝(大泉洋)との対立で、義経(菅田将暉)は後白河法皇(西田敏行)のいる京で暮らすことにしました。

 

鎌倉殿の13人の第19話のあらすじは、義時(小栗旬)が義経に鎌倉に戻ってきてほしいと思うところからはじまります。鎌倉殿の13人の第19話のタイトルは「果たせぬ凱旋」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第19話

義時は、義経をなんとか鎌倉に戻ってきてほしいと考えます。そこで、大江広元(栗原英雄)がアイデアをだします。

大江広元
法皇さまにお願いして、九郎殿を受領にしていただきます。

頼朝(大泉洋)としては、義経が謝罪すれば会って、戦の功をねぎらいたいという気持ちがありました。

源頼朝
九郎を伊予の受領にしよう。

このことで、剣非違使の官職は解かれ、義経は鎌倉に戻ってくるとみなが思っていました。しかし、後白河法皇(西田敏行)は官職を解きませんでした。

伊予の守に任命こそしましたが・・・

後白河法皇
剣非違使はそのままでよい。

受領と剣非違使の兼任は、前代未聞の出来事です。義経は、剣非違使を解いてもらい鎌倉に帰りたいと思っていましので、ショックを受けます。

しかし、後白河法皇の指示には逆らえません。このことに、頼朝は再び怒りました。

源頼朝
わしより、法皇様を優先するのか。

政子(小池栄子)や時政(坂東彌十郎)も2人の関係を心配していました。

 

阿野全成(新納慎也)は、義経が鎌倉にやってくる大義名分の案をだしました。

全成
10月、われらが父・義朝の供養が勝長寿院で行われることになっております。
義時
それは、名案です。

平家討伐の報告をする供養であれば、後白河法皇も認めるだろうと考えたのです。さっそく、義時が頼朝にその話をもっていこうとします。

すると、そこには京に詳しい三善康信(小林隆)がやってきていました。

三善康信
法皇様は、鎌倉殿と九郎殿がぶつかるのを望んでいる節があります。大きな力が現れると、それに抗おうとするものを作りたがるのです。

義時は、京に行き義経と話をしました。

源義経
もちろん、父の供養に行きたい。供養の後はどうなる?
義時
鎌倉にとどまり、鎌倉殿をお支えいただきたい。

義時は、今回のことで2人のわだかまりがなんとか溶けるように、願っていました。しかし、物事はそう簡単に進みませんでした。

京にいた義経の叔父・源行家(杉本哲太)は鎌倉行きを止めようとします。

源行家
父の供養は、鎌倉殿の罠だ。

それでも、義経は後白河法皇に許しを求めました。

源義経
鎌倉へ行き、父の供養に参列させてください。

後白河法皇は、了承しますが・・・突如倒れて駆け寄ってきた義経に言います。

後白河法皇
行かないで・・・

後白河法皇は、義経を止めるため演技をしたのです。

 

そして、義経が静御前(石橋静河)といるところを源行家が屈強な男たちを雇い、襲わせます。義経は、すぐにその男たちを追い払います。そこに行家がやってきます。

源行家
間違いない。あれは、鎌倉が送ってきた刺客だ。こうなれば、兵を挙げよ。

行家は、義経と頼朝の対立をあおりました。

 

10月18日、義経と行家の要請に応じ、後白河法皇は頼朝討伐の宣旨をだしました。それを受けて、頼朝も対応をします。

源頼朝
こうなれば、京に向けて兵をあげる。

義時も、致し方なしと断腸のおもいで和解を諦めます。

 

しかし、兵を挙げるとなった時に、御家人たちはみな及び腰でした。義経が戦に強いことを知っていたからです。

梶原景時
私が総大将をやりましょう。

梶原景時(中村獅童)が名乗りをあげますが、続くものがいませんでした。

そのため、義時が目線で合図して、三浦義村(山本耕史)、畠山重忠(中川大志)、和田義盛(横田栄司)も名乗りを上げます。

 

会合の後に、義村と義時は人目をさけて話をしました。

三浦義村
九郎は、戦わずして負ける。九郎の取り巻きは、戦にでなかった者たちばかりだ。鎌倉殿が本気で兵を挙げれば、兵は集まらず失敗におわる。

10月29日、頼朝軍は全軍を挙げて京に向かいました。頼朝自身が鎧をまとい出陣しました。

 

一方、義経は兵を集めることができずにいました。言い出しっぺの源行家は早々に逃げ出していました。そして、義経も再起をきっして失踪します。

後白河法皇は、頼朝と義経の鍔迫り合いを望んだがもくろみが外れてしまいます。

後白河法皇
頼朝追討の宣旨は、取消じゃ。代りに、頼朝に義経追討の宣旨をあたえよ。

その後、義経が失踪したことを知った頼朝軍は、兵を退きました。しかし、頼朝は後白河法皇と対等にわたりあわないといけないと考えます。

源頼朝
お前に法皇様と鎌倉の橋渡しをしてほしい。

頼朝はそう、時政に願いでました。頼朝に頼まれた時政は、京の守護として義時らと共に上洛しました。そして、後白河法皇と対峙します。

後白河法皇は、頼朝追討の宣旨の責任を義経に押し付けました。しかし、義時はその責任を追及しました。

義時
わが主は、疑っております。法皇様は、日の本一の大天狗。お言葉を信じてよいものか。

そして、義経をとらえる名目で西国諸国を治めることを認めさせました。その晩、時政と義時が語り合っていると、ふいに義経が現れました。

源義経
法皇様を信じたばっかりに、振り回され兄上との関係も修復不可能となった。なんのために生きるのか。

そう途方にくれたまま、義経は去っていきました。それを時政と義時は、ただ見ていました。そして、義時がつぶやきました。

義時
九郎殿は、まっすぐすぎたのです。

鎌倉殿の13人の第19話のネタバレ,あらすじはここまで。鎌倉殿の13人の第20話のネタバレ,あらすじにつづく。

鎌倉殿の13人第19話の感想

鎌倉殿の13人の第19話のあらすじは、義経が頼朝に向けて兵をあげようとしますが、兵が集まらずうまくいきませんでした。

源行家の言うことを信じて兵を挙げようとしたのが失敗でした。頼朝の兵に襲われたというのも、妻の仕業でした。

 

そもそも、後白河法皇のために京とどまるのが問題でした。後白河法皇の魂胆に気づいて、剣非違使をそのままにされても鎌倉に戻ればよかったのですが・・・

さらに、源義朝の供養で戻るチャンスもあったのです。何度もこのようなことになると、いくら寛大に迎えようと考えていた頼朝でも無理ですね。

 

しかし、文覚がやってきて、義朝の髑髏かどうかわからないのに、みなが頭を下げるところがなんとも不思議でした。特に、頼朝は文覚のことを嫌っていたのになんでそうなったのでしょうか。

義経の女同士の対決は、ちょっと面白かったです。義経がいなくなった後も、2人でキーキーやっていました。義時も心配するはずです。

 

それにしても、義経はもっと兵を集めることができると思っていました。あれだけ、源平合戦で活躍した義経です。

もっと、本来は兵を集めることができたはずです。しっかり準備をしなかったからでしょうか。疫病神の源行家のせいかもしれません。

 

義経は、奥州に行けば兵をもっと集めることができたと思います。京で後白河法皇に気にいられてしまったのが運のツキだったのかもしれません。

もっと早くに藤原秀衡を頼るべきでしたね。鎌倉殿の13人の第19話の感想はここまで。鎌倉殿の13人の第20話の感想につづく

 

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