鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第35話「苦い盃(さかずき)」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第35話のネタバレ,あらすじを吹き出し,会話方式でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第34話で、源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)の従姉・千世(加藤小夏)と結婚することが決まりました。

 

鎌倉殿の13人の第35話のあらすじは、千世(加藤小夏)が鎌倉にやってきたところからはじまります。鎌倉殿の13人の第35話のタイトルは「苦い盃(さかずき)」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第35話

後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着にしました。源実朝(柿澤勇人)と結婚するためです。

政子(小池栄子)らが出迎えます。

北条政子
ようこそ。鎌倉へ。

しかし、りく(宮沢りえ)はショックを受けて沈んでいました。

時政
千世さまがお着きになられたんじゃ。肝心のお前が会わなければ・・・
りく
政範が・・・

時政(坂東彌十郎)とりくの嫡男・北条政範(中川翼)は、この結婚に際して使者として京に行っていましたが、流行り病に伏せ亡くなったことが理由でした。

時政
割れた皿は、元には戻らねえ。
りく
ひどすぎる。子どもを皿と一緒にするとは・・・もう大丈夫です。

そんな中、が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)が平賀朝雅(山中崇)が正範を殺すために毒をもったのではないかと義時に伝えます。。

 

平賀朝雅(山中崇)は、りくに逆のことを言います。重保(杉田雷麟)が毒をもったと、りくに告げます。

平賀朝雅
政範様の死ですが、毒を盛られたとのうわさがあります。
りく
なんですと?誰が・・・?
平賀朝雅
畠山重保。北条と畠山のいざこざが原因でございます。しかも、私のせいにしております。

りくは、すぐに時政に泣きつき畠山を殺すように命じます。

時政
畠山を討つ。力を貸してくれ。
義時
誰であろうと、鎌倉で勝手に兵をあげることはできません。たとえ、執権であっても。鎌倉殿の花押がつかれたものがなければ。
時房
父上、母上に振り回されるのはやめてください。みっともない。
時政
うるせえ。

義時は、戦になるのを止めるため政子(小池栄子)のところに行きます。

義時
母上とお話していただけませんか?平賀殿が母上に、あることないこと言っております。
北条政子
小四郎。戦にしては、なりませぬよ。
義時
なんとか、食い止めましょう。

そして、政子がりくのところに行って話します。

北条政子
私には、畠山が政範の死にかかわっているとは思いませぬ。
りく
そんな噂があるのですか。驚いた。正範は急な病で死んだ。なぜ、畠山と戦わなければならないのですか。戦はもうしたくありまぬ。

畠山重忠(中川大志)は、義時のところに来ます。

畠山重忠
こうなったら平賀殿と息子を並べて、御判断を。そうすれば、どちらが嘘をついているかわかります。
義時
わたしもそうしたかった。しかし、平賀殿は京に帰られた。
畠山重忠
それが嘘をついている証拠です。すでに連れ戻して、討ち取りましょう。
義時
それはできない。平賀殿は疑わしい。しかし、あの男は上皇様の近親者。京を敵にまわすわけにはいかない。
畠山重忠
我らがいわれなき罪で責められても良いのか。執権殿の狙いはそこ。武蔵をわがものにしたいのだ。
義時
この先は、誤れば戦になる。
畠山重忠
戦支度はさせてもらう。念のためだ。

重忠の怒りは収まらず、そういって帰ります。

 

義時は、時政のところに行き話をします。

義時
一番、疑わしいのは平賀朝雅です。
時政
まさか、動機がねえ。
義時
正範を亡きものとして、次の執権に・・・このまま審議をせずに畠山討伐すると必ず後悔することになりますぞ。畠山討伐は、待っていただけますか。
時政
あいわかった。

そういわれて、時政は畠山討伐を行わないことを約束します。しかし、時政はりくに言われて前言をすぐに撤回します。

りく
それで引き下がってきたのですか?畠山は討たなければならないのです。
時政
無理のしすぎじゃねえかな。
りく
正範だけじゃすみませぬ。次は私の番かもしれません。もう、そういうところまで来ているのです。すぐに、御所に向かってくださいませ。

りくの言葉で、畠山討伐に一気に動き出します。畠山討伐には、鎌倉殿の花押が必要になるので、時政はに源実朝に許可をもらいに行きます。

その頃、鎌倉殿は和田義盛(横田栄司)のところにいる占い師に結婚の悩みを打ち明けていました。

 

そのため、時政も鎌倉殿を見つけることができませんでした。

時政
一旦、帰ります。

そういって、物陰に隠れて他の者の言葉をこっそり聞いていました。そして、時政は鎌倉殿が帰ってきたことを知り、一番に会いに行きます。

時政
探しましたぞ。本日は、花押をいただこうと思ってな。

そういって、すぐに鎌倉殿の花押をもらいました。

 

その頃、義時は畠山重忠(中川大志)のところにいました。

畠山重忠
鎌倉のためといいますが、鎌倉のためにあなたが戦うべきは・・・あなたは誰かわかってるはずです。
義時
それ以上は・・・

鎌倉殿の13人第35話のネタバレ,あらすじはここまで。鎌倉殿の13人第36話のネタバレ,あらすじにつづく

鎌倉殿の13人第35話の感想

鎌倉殿の13人の第35話のあらすじでは、政範の死をめぐって北条と畠山が戦になりそうな状況になりました。しかし、平賀朝雅はずるいですね。

自分が毒をもったことをばれないように、りくを取り込むってのはずるいですけど・・・心得ています。時政は、りくの言いなりですから。

 

誰に言えば信用してくれるのか。自分に被害が及ばなくなるのかしっかりと心得ています。しかし、りくも騙されてやすい。

りくの親類であるだけでなく、京の後白河法皇との縁戚関係というのが大きいです。時政なんかは、ただの操り人形です。

 

義時には、畠山討伐は行わないと言いながら・・・りくに言われたらすぐに手に平を返します。執権として、実権を握っているのは時政です。

しかし、本当のところ権力を把握しているのは、りくになります。政範がまったくもって、良い薬に作用することはありませんでした。

 

義時には、畠山討伐の前に動いてほしかったなあって気持ちが強いですね。まあ、義時は畠山のために尽力していましたが・・・

やはり、裏で糸を引いているりくの力が強すぎます。また、三浦義村がのえ(菊地凛子)のことをよく見てたのには驚きでした。

 

義時は、やはり八田(市原隼人)ではなく三浦義村に見てもらうべきだったのかもしれません。のえについても、りくみたいになりそうで嫌な予感です。

義時が亡くなりそうな頃が心配ですね。鎌倉殿の13人第35話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第36話の感想につづく。

 

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