鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第36話「武士の鑑(かがみ)」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第36話のネタバレ,あらすじを吹き出し,会話方式でお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第35話で、北条時政(坂東彌十郎)と畠山重忠(中川大志)との対立が激しくなていました。

 

鎌倉殿の13人の第36話のあらすじは、時政が下人たちを集めるところからはじまります。鎌倉殿の13人の第36話のタイトルは「武士の鑑」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第36話

北条時政(坂東彌十郎)と畠山重忠(中川大志)との対立が深まります。時政は、御家人を招集しました。

三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、稲毛重成(村上誠基)らが集い、対応を協議します。

三浦義村
何故、畠山が鎌倉殿に反旗を・・・
時政
ようわからん。しかし、あいつは武蔵で兵を整えておる。鎌倉殿をお守りするため、これより、畠山一族を滅ぼす。
三浦義村
かしこまりました。
時政
畠山は、三浦の爺様の敵。ようやく敵討ちができるの?
三浦義村
三浦一門あげて討ち取ります。
時政
まずは、息子からじゃ。うまいこといって、由比ヶ浜へおびきだせ。息子を人質にとるだけだ。殺してはならん。

そのことは、義時(小栗旬)の耳に入ります。

義時
では、鎌倉殿はすでに畠山追討を命じられたのか?どうして、そんなことになる?
時房
父上に押し切られてしまったようで・・・
北条泰時
父上に伝えたいことがあるのですが・・・のえさんのことですが・・・
義時
今は、それどころではない。
時房
出直してくれ。

一方、重忠(中川大志)は手勢を率いて鎌倉を目指します。

畠山重忠
いってまいる。

そんな重忠を止めようと、義時(小栗旬)はなんとか間に入って事態を収集しようとします。

義時
謀反の証拠はどこにもございませぬ。
源実朝
重忠には、幼い頃から世話になった。決して殺してはならん。

そして、北条の兵が重忠の子供を殺してしまいます。

時政
殺すなといったではないか。
三浦義村
やらなければ、殺されていました。

りく(宮沢りえ)が兵をあげるように言います。そのタイミングで、畠山が鶴ヶ峰の高台で陣を敷いたとの情報が入ります。

義時
お願いがございます。私を大将にしてもらえないでしょうか。
三浦義村
向こうが攻めてくれば、戦わなければならないぞ。畠山は強いぞ。
義時
戦にはさせん。

そして、義時は政子(小池栄子)と話をしました。

北条政子
畠山は、謀反を起こしたのですか?
義時
父上が言っているだけです。
北条政子
だったら・・・
義時
しかし、執権殿がそう申されているのなら仕方ありません。姉上、いずれ腹を決めなければならないかもしれません。政を正しく導くことができないものが上にたつ。あってはならないことです。その時は、誰かが正さなければなりませぬ。
北条政子
何を考えているの?何をする気?
義時
これまでと同じことをするだけです。

そして、義時の陣では作戦が考えられます。

義時
まずは、会って矛を治めさせよう。
和田義盛
その役目、俺に行かせてくれ。

畠山陣に和田義盛(横田栄司)が交渉に出ます。

畠山重忠
今の鎌倉は、北条のやりたい放題。息子には身に覚えのない罪をかぶせて、騙し討ちにした。私も小四郎殿の言葉を信じてこの様だ。戦など誰がしたいと思うものか。ここで退けば、畠山は北条に屈した臆病者とされる。最後の一人になるまで戦い抜き、畠山の名を歴史に刻むことにしました。
和田義盛
もうちょっと生きようぜ。楽しいこともあるぞ。
畠山重忠
今の鎌倉で生きるつもりはない。命を惜しんで、泥水をすすったら末代までの恥。
和田義盛
その心意気あっぱれ。あとは、正々堂々、戦で勝負つけよう。

そして、遂に北条が兵を挙げました。

義時
これより、謀反人・畠山重忠を討ち取る。

人数的に圧倒的に不利な中で、畠山重忠の軍勢が対抗します。そして、総大将である義時と重忠が一騎打ちします。最初の人たちで義時の剣は折れてしまいます。

しかし、義時は馬からのダイビングアタックで畠山と義時は馬から落ちます。北条の軍勢が周りを囲む中、剣を置き1対1の殴り合いの喧嘩になります。

 

そして、畠山重忠が義時が殺そうとしたところで、刀を地面に突き刺しました。戦は、夕方にはおわりました。

源実朝
重忠は・・・
時房
間もなく、こちらに首が届きます。
源実朝
ご苦労であった。

義時は、時政に伝えます。

義時
重忠殿は、決して逃げることはなかった。逃げるいわれがなかったからです。所領に戻って、兵を集めることもしなかった。戦ういわれがなかったからです。
時政
もういい。
義時
重忠がしたかったのは、己の誇りを守ることのみ。

そして、畠山重忠の首を渡します。

義時
あらためていただきたい。執権を続けていくなら、あなたは見るべきだ。父上!

しかし、時政は畠山重忠の首を見ることなく去りました。

大江広元
執権殿は、強引すぎました。御家人たちのほとんどは、畠山殿に罪がないことを察しております。誰か他の者に罪をかぶってもらわなければ・・・
義時
どうすれば・・・
大江広元
畠山殿を惜しむ者たちの怒りを誰か他の者に罪をかぶってもらうというのは?
義時
例えば、誰に?

義時は、すぐに時政に話しに行きます。代りに、稲毛重成 (村上誠基)を罪をかぶってもらい殺すことになります。

時政
しょうがねえ。死んでもらうか。

稲毛重成を殺すのは、三浦義村(山本耕史)です。

三浦義村
重成の首をはねた。
義時
ご苦労だった。下がっていい。

そして、義時はことを治めるために政子(小池栄子)に恩賞を決めることをお願いします。

北条政子
できません。私が口をだせば、政は混乱します。
義時
おそれながら、既に混乱の極みでございます。今こそ、尼御台のお力が必要なのです。
北条政子
それで、ことが収まるのなら。稲毛殿が亡くなったそうね。あなたが命じたのですか?
義時
命じたのは、執権殿です。
北条政子
なぜ止めなかったのですか?
義時
私がそうするように、お勧めしたからです。
義時
これで、執権殿は御家人たちの信頼を失いました。執権殿がいる限り、いずれ鎌倉が立ち行かなくなります。こたびのことは、父上に政を退いてもらう一歩。重成殿は、そのための捨て石。
北条政子
小四郎、恐ろしい人になりましたね。父上を殺すなんていわないで。
義時
今の私がいるのは、父上のおかげ。そのことを忘れたことはありません。
北条政子
その先は、あなたが執権になるのですか?
義時
私が執権になれば、そのために父を追いやったと思われる。
北条政子
私がやるしかなさそうですね。

義時は、時政と話をします。大量に名前を連ねた訴状を見せつけます。

義時
訴状に名前を連ねた数は、梶原景時の時の比ではありません。少々、度が過ぎたようです。
時政
わしをはめやがったな。小四郎・・・
義時
執権殿には、しばらくおとなしくしてもらいます。執権殿が前に出ればでるほど、反発がでます。
時政
は恩賞の沙汰、やらせてもらうぞ。

義時は、クビを大きく横にふり言います。

義時
すべて、ご自分のまかれた種とお考えください。
時政
はははは・・・やりおったな。見事じゃ。

そして、政子が恩賞を決め伝えました。そのことに、りくが反発し時政が怒ります。鎌倉殿の13人第36話のネタバレ,あらすじでわかっているのはここまで。鎌倉殿の13人第37話のネタバレ,あらすじにつづく。

鎌倉殿の13人第36話の感想

鎌倉殿の13人第36話のあらすじでは、畠山重忠の乱で畠山一族が滅びました。そのことで、義時は父・時政と対峙することになります。

義時は、時政をはめ込みました。そして、畠山重忠の乱の恩賞は政子が行いました。尼御台が初めて政に参加しました。

 

鎌倉殿の13人の第36話は、面白かったです。すごく面白かった。和田義盛が笑いもふんだんに入れてくれたり、義時と時政の対峙も良かったです。

そして、時政もりくに対して初めてもの申す感じが面白かったです。ちょっと気になったのは、三浦義村ですね。

 

三浦義村に稲毛重成を殺させたことで、義時と亀裂が入る可能性があります。今後、三浦義村が義時につくのか。それとも時政につくのか。

これは、北条家にとってはすごく重要なポイントだと思います。そして、時政が徐々に政から遠のいていくことが一番良いと思われます。

 

とはいえ、のえ(菊地凛子)は義時のネックになる可能性もあります。泰時(坂口健太郎)の空気の読めないタイミングでの相談はダメですが、どこかで話ができれば・・・

義時が執権になっても、足を引っ張る存在が周りにいると大変なことになりそうな予感です。当面は、北条家のお家騒動がどう収まっていくのか。

 

この後がとても面白いですね。鎌倉殿の13人の第36話感想はここまで。鎌倉殿の13人の第37話の感想につづく。

 

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