鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第46話「将軍になった女」

このページは、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第46話のネタバレ,あらすじを会話形式・吹き出し方式でわかりやすくお伝えしていきます。

鎌倉殿の13人のあらすじ第45話で、公暁(寛一郎)によって源実朝(柿澤勇人)が暗殺されました。そして、公暁は三浦義村(山本耕史)によって殺されました。

 

鎌倉殿の13人の第46話のあらすじは、次の鎌倉殿をどうするかというところからはじまります。鎌倉殿の13人の第46話のタイトルは「将軍になった女」です。

鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじ第46話

源実朝と公暁が亡くなったことから、源氏の嫡流は阿野全成(新納慎也)と実衣(宮澤エマ)の息子・阿野時元だけになりました。

実衣は、時元を鎌倉殿にするために三浦義村(山本耕史)に話をもちかけます。

実衣
宣旨が必要らしいの。いただくにはどうすればいいの?
三浦義村
こちらから、願いでるしかないだろうな。
実衣
願いでれば、もらえるの?
三浦義村
無理だ。普通は。手はある。すぐに鎌倉殿を急いで立てる必要がある今なら、次は、時元殿に決まったと朝廷に申し上げれば、宣旨をくださるだろう。実朝さまが殺された今なら、きっとうまくいく。手筈は、三浦にお任せください。
実衣
息子が鎌倉殿になった時、執権は平六殿、あなたよ。
三浦義村
小四郎はどうする?
実衣
誰?

三浦義村は、そういって実衣の言質をとりました。そして、すぐに義時(小栗旬)のところに向かいました。

三浦義村
食いついてきたぞ。あとは、時元を挙兵に追い込むだけだ。
義時
それでよい。
三浦義村
いいんだな。命まで奪って。
義時
災いのもとを放っておけば、いずれ問題になる。公暁のようにな。

義時の予想通りに、実衣は動いていたのです。時元は、義時にとって争いの種になりかねない。だから先に芽を潰そうと考えていたのです。

 

一方、後白河法皇(尾上松也)は鎌倉からの頼仁親王がいつくるのか催促された書状をみて、悔しそうな顔になります。

後鳥羽上皇
辞退してくるのかと思ったら、ぬけぬけと催促してきおった。あくまで、こちらから断らさせる魂胆だな。

朝廷は、何か有効な手立てがないか考えを巡らせます。

 

建保7年2月22日、時元は義時の罠にまんまと嵌り挙兵をして、義時の準備していた兵に囲まれて自害しました。

実衣
誰もいなかうなった。姉上のせいよ。姉上が頼朝と結婚するから・・・なんで私がこんな人生歩まなければいけないの。
北条政子
良く聞いて。時元の件で、あなたは詮議にかけられるわ。何を言われても、決して認めてはいけません。

そして、謀反人となった時元に実衣がかかわっていたとして、詮議にかけられました。

実衣
私は、そんなこと知りません。
大江広元
あくまでも、かかわっていないと申されるんですか。
北条泰時
この辺りでよろしいのでは。実衣殿とこの度の謀反にかかわっていることはないのですから、もうその辺で・・・。

そこに、実衣が書いた書状が届きます。書状には、「宣旨をいただければ、あなたが鎌倉殿。兵を挙げれば、御家人は従います。」

三浦義村は、実衣の書状を証拠として出し、それを読み上げました。実衣は、かかわりを否定することができなくなりました。

義時
厳罰に処すべきです。
北条政子
実衣は、長年にわたり支えてくれた妹よ。
義時
その身内に裏切られたのですよ。
北条泰時
もう一度考えてみてください。時元殿は、源氏嫡流の最後の男子です。鎌倉殿になろうと思っても、なんら不思議ではありません。
義時
時元が正しかったと申すのか?
北条泰時
そうではありませんが・・・

政子(小池栄子)や泰時(坂口健太郎)は、実衣のことを援護します。

大江広元
尼御台、お身内だからこそ厳しく処するべきではないですか。大切な肉親も、罪をおかしたときは厳罰に処する。その時、はじめて尼御台へ御家人たちが忠義を誓うことになります。
北条政子
実衣をどうするつもりですか?
義時
首をはねる。
北条政子
バカおっしゃい。
時房
兄上は、本気でおっしゃっているのではございません。それぐらいの罪を犯したと言いたいのです。
北条泰時
いえ、父上は本気です。
義時
もちろん本気だ。謀反にかかわった以上、私はあれを許すことはできん。
北条政子
小四郎。
三善康信
女子の首をはねるなど聞いたことがありませぬ。
大江広元
耳と鼻をそぎ、流罪・・・
北条泰時
父上、ここは大きな別れ道です。血をわけた妹を処罰すれば、人は離れます。
義時
そんなことでは、政は成り立たん。おかしなことを言ってるか?首をはねてしまえ。

そういって、義時はいなくなります。結局、その場で実衣の処罰は決まらず、しばらくは部屋に閉じ込められることになりました。

 

2月に入り、後鳥羽上皇から書状が届きました。

後鳥羽上皇
2人の親王のうちどちらにするか吟味したい。

後鳥羽上皇は、鎌倉と同じように相手に断らせようと駆け引きをしてきたのです。

三善康信
向こうも同じことを考えての姑息なやり方です。

一方、政子は民とふれあいたいと泰時(坂口健太郎)と一緒に施餓鬼を行います。政子は、民たちと触れ合うことで、励まされました。

のえ(菊地凛子)は、泰時と義時がまた喧嘩になったことを聞きつけ、義時に言いました。

のえ
聞きましたよ。太郎殿がまた、歯向かってきたそうですね。そろそろ跡継ぎのことを考えてもよろしいんではないですか?
義時
嫡男は、太郎だ。
のえ
その太郎殿があれでは・・・。
義時
確かにあいつは、出過ぎたことを言うが父親にたてつくぐらいで丁度良い。
のえ
太郎では、世間が納得しません。
義時
なら、次郎が継げばよい。この話はよそう。
のえ
そもそも、八重さんも比奈さんも北条にとっては敵の血筋ではないですか?
義時
なにが言いたい。
のえ
政村も15歳になりました。私とあなたの子が後を継ぐべきです。
義時
私はまだ死なん。今する話ではない。
のえ
こういう話は、元気なうちにするべきです。

のえは、父親に怒られます。そして、北条政村の「村」をとった三浦義村に相談するように父親にアドバイスされます。

その後、後鳥羽上皇は実朝を弔問するために使者を鎌倉に送りました。そのついでに、2つの国の地頭に注文を付けて変えるように求めました。その2つの国の地頭は、義時でした。

義時
嫌がらせにきまっておる。
大江広元
いかがなさいます?
義時
突っぱねるに決まっておる。

義時は怒り、ことの流れを大江広元(栗原英雄)と時房(瀬戸康史)と一緒に政子に連絡しに行きました。

義時
上皇様は、鎌倉が言うことを聞くのか試しておられるのです。下手に出ると、この先に西に頭があがらなくなります。
北条政子
では、どうするのですか?
義時
強気にいきます。あくまでも、向こうが断ってくるように待つ。いつまでも鎌倉殿不在の状況を続けられませぬ。
北条政子
大事なのは、1日も早く鎌倉殿を決めることではないのですか?
義時
時房に軍を率いて京に参らせます。その数、1000。今すぐ返事をするように脅しをかけます。上皇様はすぐに泣きついてきます。そして、新たな方を選んでいただきます。こちらの意のままになる方を。
北条政子
他の宿老も同じ考えなのですか?
義時
私の考えが鎌倉の考えです。

時房の役割は重要で、少しでも間違えると戦になりかねません。

時房
できれば、蹴鞠で決着をつけたいものだな。

 

そして、時房は1000の兵を連れて上洛しました。

時房
軍勢は、護衛であって脅しではありませぬ。
後鳥羽上皇
時房。どちらも同じことを考えてるようだ。ここはひとつ、勝負で決めようではないか。
時房
望むところです。

蹴鞠の対決は、後鳥羽上皇がよろめいたところ途中で審判が引き分けを言い渡します。時房が勝ったことになると、末代まで朝敵になるので時房は負けを認めます。

時房
私の負けでございます。
後鳥羽上皇
私を負かすことはできなかったが、そなたの力は認めよう。本音を言う。親王の代りに、他の者を送ろう。これで手を打て。

それで手打ちとなりましした。ある日、慈円(山寺宏一)が秘密裏に鎌倉にやってきました。鎌倉殿は、九条一門の三寅に決まったことを伝えにやってきたのです。

三寅は、まだ2歳ということもあり義時たちは扱いやすいと喜びます。その数日後、三寅が鎌倉にやってきました。

 

三寅は、まだ幼いので元服してから将軍(征夷大将軍)になる流れになります。

義時
私が執権として政を行いますので、問題は起きないかと。

その義時の言葉に、政子が反発します。

北条政子
あなたは、自分を過信しすぎています。二歳の三寅様に、御家人が従うはずがなく鎌倉が再び乱れます。私が鎌倉殿のかわりとなりましょう。

あまりに唐突なことで、義時は驚きました。義時が頼朝の威光を使えるのは政子だけだと話したので、納得するしかありません。

北条政子
鎌倉殿と同じ力を認めていただきましょう。呼び名は、尼将軍にいたしましょう。

この日の夕方、政所始が行われました。三寅のお披露目の意味合いであった政所始は、政子の尼将軍のお披露目にもなりました。こうして、政子は義時以上の権力を持つことになりました。

義時
姉上としては珍しい。ずいぶんと前にでるではないですか。私への戒めですか?
北条政子
すべてが自分を軸に回っていると思うのは、およしないさい。やっておきたいことがあるの。

政子は鎌倉殿の代理となり、すぐに実衣を助け出しました。鎌倉殿の13人第46話のネタバレ,あらすじはここまで。鎌倉殿の13人第47話のネタバレ,あらすじにつづく



鎌倉殿の13人第46話の感想

鎌倉殿の13人のあらすじ第46話は、政子は妹の実衣を助けるために尼将軍になるというストーリーでした。しかし、怖いですね。

女子でしかも妹の実衣を罠にはめて、クビをはねるようにすすめる義時は本当に悪い顔が板についてきました。ここまでくると、北条のためでもないような気がします。

 

全部自分で決めることができるようにしたいのかなって思いました。政子に「私の考えが鎌倉の考え」って言ったシーンがその象徴でした。

他のものに、意見させない。自分がすべて決める。義時の言葉に、そんな心が垣間見えました。政子は、尼将軍になって義時をおさえる。

 

そんな役割を担うのでしょうか。もう、あと残り2週間しかありません。義時が殺される裏にはやはり、のえの影があります。

のえと義時の子供の名前に、まさか三浦義村の「村」が入っているとは、ちょっと驚きです。この2人がポイントになりそうな予感です。

 

三浦義村だけでもできない。のえだけでもできない。そんな形で義時の人生が終わっていくのかなって思います。

泰時は、お互い反発しあっているので気持ちはわかる。だから、おそらく泰時に殺されることはないでしょう。そうなると、やはり三浦義村になります。

 

そこに、のえがかかわってきそうな気がします。出来の悪い嫁ですから、三浦義村と手を携えて何かを考えていそうな予感がします。

北条政村を担ぐために、義時は殺されるのかもしれません。最期を楽しみたいと思います。鎌倉殿の13人第46話の感想はここまで。鎌倉殿の13人第47話の感想につづく

 

あなたにおススメのページ

鎌倉殿の13人第47話ネタバレ,あらすじ
鎌倉殿の13人完結編 公式はコチラ
舞いあがれネタバレ,あらすじの吹き出し
鎌倉殿の13人ネタバレ,あらすじまとめ