虎に翼あらすじ第119話「マスコミ報道」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第119話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第118話で、のどか(尾碕真花)が結婚の約束をしている恋人がいることを航一(岡田将生)と寅子(伊藤沙莉)は知ります。

 

虎に翼のあらすじ第119話は、のどか(尾碕真花)の恋人が星家に来るところからはじまります。虎に翼第119話のタイトルは「マスコミ報道」です。

虎に翼あらすじ第119話

のどか(尾碕真花)が恋人・誠也(松澤匠)を連れてくる日、寅子(伊藤沙莉)は早めに帰宅します。すると、のどか誠也が立っていました。

寅子
2人はいったい何しているの?
のどか
入りにくくて。

入りにくい原因は、優未(毎田暖乃)と航一(岡田将生)が進路のことで口喧嘩をしていたからです。

星航一
やっぱり僕には納得できない。ここまで続けてきて、納得できない。どうして研究の道を諦めるんだ。
優未
もう戦う自信がない。キラキラしている自分が想像できない。
星航一
辞めてどうするのですか。
優未
それは、まだ。
星航一
もがいている先には、きっと希望が見える・・・

寅子は慌てて中に入っていきました。

寅子
航一さん、黙って。優美の道を閉ざそうとしないで。どの道を諦めて、どの地獄を進むのか決めるのは、優美の自由です。
星航一
じゃあ、9年間の時間を無駄にしろというのですか。
寅子
はて?これまで勉強してきたことは、無駄になるの?努力した末に立派に生きている人を私はたくさん知っています。
星航一
寅子さんは現実を見ていない。甘すぎる。この年齢で何者でもない彼女に社会は甘くない。
寅子
私は、優未に自分で選んだ道を進んで欲しい。だから、優美。地獄に進む覚悟はあるのよね?
優未
ある。
寅子
そう。

そこに、のどかが入ってきます。

のどか
お父さん。例え傷ついたとしても、やっぱり自分の一番で生きる方がいいんだよ。誠也が好きだけど、普通になるなら一緒にいられない。自分の人生を自分のためだけにつかいたい。結婚するために芸術の道を諦めてほしくない。
誠也
お義父さん、お義母さん、のどかさんはきっと苦労します。人が当たり前にもっているものをもってないものになるかもしれませんが、僕たち結婚します。大人の僕たちが親の承諾を得るものではないですが。

誠也は、ふがいない結婚の挨拶を詫びて、のどかとの結婚をお願いしました。航一はそれを認めます。

 

その頃、日米安保改定に向かっていたことで日本のあちこちで若者の動乱が起きます。それが社会問題化して、未成年者が警察に逮捕されることが日常化していきました。

そのため、テレビや新聞で少年の厳罰化が報道されるようになります。政権与党の政治家が少年法を厳罰化するべきだと訴えるようになってきていました。

久藤
厳罰化すれば、非行少年は生まれない?そんなことは、ナンセンスだ。胸を張っていこう。レッツエンジョイ

久藤(沢村一樹)の主張を職員は真摯に受け止めました。しかし、法務大臣は5月までに法制審議会で少年法改正の諮問を行うことを発表します。

桂場が力を入れていたのは、公害裁判でした。水俣病をはじめとする裁判が多発していたのです。

星航一
ご存知の通り、損害賠償訴訟は被害を受けた原告が立証する責任があります。それ故に、企業側が科学的根拠がないと主張し長期化しています。
桂場
裁判長は、因果関係が認められていれば原告の主張が認めると推論する。企業側が不服であれば、過失がないことの立証を求めるか。
星航一
ないことを立証するのは困難なのでは。
桂場
公害被害で苦しんでいる人を速やかに助ける。それは、司法の役目だ。

新たな法解釈は、原告を勝訴に導く大きなものになりました。航一(岡田将生)は家で寅子とその話をします。

寅子
はて、今回の公害被害の人のことを考える素晴らしい判断よ。でも、桂場さんらしくないというか。焦ってるっていうか。

その頃、優美は家事全般をしてくれていましたが・・・新しい何かを見つけることができずにいました。それを寅子は心配します。しかし、航一にああ言った手前その話もできずにいました。

久藤(沢村一樹)は、少年法改正の法制審議会の委員を選ぶ必要がありました。そのため、寅子(伊藤沙莉)に声をかけます。

桂場
議論がはじまることになる。こちらから、法務省に推挙する人間を頼む。

それを聞いた寅子は、烈火のごとく怒ります。

寅子
裁判所側との折衝もせず、いきなり厳罰化なんて。少年のことを何も考えてないんですよ。
久藤
サディ、やっぱり君しかいないね。

虎に翼第119話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第120話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第119話の感想

虎に翼第119話のあらすじでは、優未が大学院を中退するという主張をして寅子はそれを尊重する決断をしました。

また、社会の流れから少年に対する厳罰化が叫ばれるようになります。ただ、桂場は公害訴訟の方に重点を置いていました。

 

寅子はああいいましたが、普通はあそこまでいけば航一さんと同じ意見です。卒業してからでいいやんって思います。

何かをどうしてもしたいってのがあるわけではないので、それなら大学院を卒業してからでって。普通の親なら考えるはず。

 

航一は、優未が自分の子であればもっと言ったはず。寅子の連れ子だから、遠慮したってのは絶対あるでしょう。

個人的には、優未はもっと優等生だと思っていたんですが。大学院卒業してからって考えられなかったのかな。

 

あと、のどかの結婚は随分すみっこに追いやられた感じ。のどかの結婚についても、どこかで傷つきそうですね。まあ、のどかがよければいいのですが。

少年法については、この時代からずっと厳罰化が求められてきてたんですね。少年の凶悪事件が起きるたびにこの問題ってマスコミで報道されているイメージです。

 

成人が18歳に変更になったので、だいぶかわってきたような気はしますが・・・どんな感じで終わるのかなって気になります。虎に翼第119話の感想はここまで。虎に翼第120話の感想につづく



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