どうする家康 ネタバレ,あらすじ第10話「側室をどうする」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第10話あらすじ,ネタバレを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第9話で、家康(松本潤)は一向一揆を和解という形で終わらせました。それで多くの家臣や民をなくしてしまったことを悔います。

 

どうする家康の第10話のあらすじは、家康が今川を調略していくところからスタートします。どうする家康の第10話タイトルは「側室をどうする」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第10話

一向一揆を鎮めた家康(松本潤)は、三河の支配を強めていきました。そして、今川方の国衆たちの調略を進めていきます。

遠見の引間城の主・飯尾連龍(渡部豪太)もその一人です。お田鶴(関水渚)の夫でもあります。

飯尾連龍
三河をまとめあげたことに感服いたしました。これからは、松平殿と歩んでまいりたく存じます。
酒井忠次
伊能殿が我らと結んでいただければ、これほど心強いことはございません。
徳川家康
とはいえ、我らも今川と戦をしたいわけではござらん。
飯尾連龍
それがしも同じく。今川と松平を取り持ちたいと思います。戦をしても誰も得しないものですから。
徳川家康
奥方さまは、息災でしょうか。
飯尾連龍
この世の常でございますゆえ、気にしてはございませぬ。

妻・お田鶴(関水渚)は今川氏真(溝端淳平)の従弟で瀬名(有村架純)は幼馴染です。しかし、家康が瀬名を救出する際に鵜殿長照(野間口徹)を自害に追い込んでいました。

飯尾は、それでも今川と松平の橋渡し役になりたいと言います。

 

永禄7年(1564)夏、瀬名は築山の庵にうつり住んでいました。民の声を聞き、家康に届けるために築山の庵にうつりすんだのです。

そこに、於大の方(松嶋菜々子)がやってきました。

於大の方
大事な話をしに来たのじゃ。殿も一緒で好都合。お瀬名殿、いや築山の主になられたので、これからは築山殿と呼ばねばならぬかのう。
瀬名
瀬名で結構でございます。
於大の方
次の子は、いつお産みになる。お二人の仲は、睦まじいようにお見受けする。それなのに、次の子どもを授からないというのはどういうことであろう。
瀬名
どういうことと言われましても・・・。
松平家康
こればかりは授かりものですから。
於大の方
それはもう、女子としてしまいということじゃ。
松平家康
なんと失礼なことを。
瀬名
私は、まだそのような歳では・・・
於大の方
歳は関係ないのです。子を産まなくなったら、用済みです。
瀬名
ひどい。
於大の方
私は殿に側室を置きなはれと言いたいだけじゃ。
松平家康
側室?
於大の方
そうじゃ。もっと、ぽんぽん産むおなごをめとりなはれ。私が見繕ってあげます。
松平家康
側室など私はとらん。私は、瀬名がおればいい。
於大の方
殿は、ただの国衆ではございませぬ。三河を束ねる立場。あっちとくっつけ、こっちとくっつけと松平家を盤石なものとせねばなりませぬ。
松平家康
かえってくだされ。もうつまらないことを言いにこないでください。
瀬名
お待ちください。側室選びは、この瀬名にもさせてください。どうか、やらせてくださいませ。
於大の方
もちろんじゃ。側室は、正室に認められたものじゃなければなりませぬ。一緒に、良い女子を探そうぞ。
瀬名
はい。

さっそく、家康の側室選びがスタートしました。我こそはという女子が列をつくって面接をします。家康は乗り気だが、瀬名と於大の目にかなう人間が現れません。

そんな中、瀬名は城内で働くお葉(北香那)に目が留まりました。ナタでイノシシをさばく勇ましい女です。そこで、瀬名は登与(猫背椿)にお葉のことを聞きます。

登与
鵜殿の分家の娘で、普段は無口ですが働き者です。万事そつがなく働きます。侍に乱暴をされそうな娘を救ったことがあり、城内の女子たちにも人気があります。

瀬名も於大もお葉のことを気に入りました。

瀬名
この通り。殿の側室になってくだされ。そなたじゃなきゃ、嫌なのじゃ。お願い。
お葉
そこまで言われて断れば、武家の女の恥というもの。謹んでお受けいたします。

しかし、家康がお葉を嫌がります。

松平家康
ちょっと待ってくれ。あの女子は、不気味で怖い。敵であったのに城で働くのは、わしの寝首をかくためやもしれん。
瀬名
これはもう決まったことですから。
於大の方
強い子をたくさんおつくりなされや。

その後、木下藤吉郎(ムロツヨシ)がやってきました。

木下藤吉郎
松平様には、直接お伝えせにゃあならんと思ってな。お市さまが嫁ぎなさいました。祝言の時のお市様は、美しかったなあ。お相手は、浅井長政だわ。
徳川家康
浅井長政・・・

お葉が側室になって、10ヶ月が経過しました。お葉に女の子が誕生しました。

於大の方
名はなんとするのじゃ。
お葉
風と。
於大の方
もっと、もっと産みなされ。次は、男の子じゃ。
徳川家康
焦らずに、まずはゆっくり体を休めよ。まことによくやってくれた。

家康も控えめで、気がつくお葉のことを次第に気にいっていました。そのことで、瀬名は複雑な気持ちになっていました。

そんなある日、お葉が家康に打ち明けました。

お葉
これにて、側室のつとめ終わりにしていただきとうございます。
松平家康
何故じゃ。わけを申せ。
お葉
好きな人ができたのでございます。
松平家康
謝ってすむ問題じゃない。大罪になるぞ。相手はどこの誰じゃ。

お葉が打ち明けたのは、美代でした。お葉は、おなごが好きだったのです。

お葉
城つとめしている、美代でございます。私は、昔から殿方が苦手で・・・この美代を見るうちに、はっきりと知ったのでございます。殿の側女となったからには、なんとか勤めようとしておりましたが・・・
松平家康
本当は、辛かったのか?
お葉
夜、触れられるたびに吐きそうに。

そのことを家康が瀬名に打ち明けると、瀬名はなぜか嬉しそうにしていました。

松平家康
もうしょうがないから、わしの胸の内におさめることにした。お葉の好きなようにさせる。
瀬名
それがよろしゅうございます。残念でございましたな、殿。あのような女子は、もうおらぬでしょうに。お葉の相手とは?
松平家康
美代と申した。

その頃、京で将軍・足利義輝が殺されます。信長(岡田准一)は大きく動きはじめました。

織田信長
誰かが、天下を泰平にせねばならぬ。

一方、甲斐の武田信玄(阿部寛)は上杉謙信との戦に見切りをつけて、今川に目を向けていました。

武田信玄
今川氏真の家臣を、ことごとく調略せえ。駿府が欲しくなったわ。

その氏真(溝端淳平)は、今川館にて飯尾連龍を誅殺していました。

今川氏真
余は、裏切り者は決してゆるさん。
飯尾連龍
飯尾連龍、親方様を裏切ってはおりませぬ。
今川氏真
そなたが家康と通じてるおると。
飯尾連龍
そのようなこと、いったい誰が?
今川氏真
そなたの妻じゃ。

飯尾連龍が家康と通じて謀反を計画しているとして、殺したのです。それを氏真に報告したのは、飯尾連龍の妻・お田鶴でした。

戦乱は、どんどん広がっていました。

酒井忠次
ついに、ついにきました。武田信玄から。会うそうでございます。僅かな手勢でひそやかにならと。
徳川家康
信玄が?わしと?どうしよう?

どうする家康第10話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第11話のネタバレ,あらすじにつづく。



どうする家康第10話の感想

どうする家康第10話のあらすじでは、子どもをたくさん産むために家康は側室をもちました。相手は、イノシシをナタで仕留める強い女性・お葉でした。

しかし、お葉は1人の子供を産んだ後に側室をやめました。お葉は、女性が好きだったことが原因でした。

 

今回は、お葉がとても怖かったです。そう言われると、女性が好きだったんだなってところは、第10話の最初のところから描かれていました。

家康もお葉を気に入ってきたところだっただけに、家康はとっても残念そうでした。でも、瀬名は自分で選んだにもかかわらず喜んでいました。

 

まあ、於大の方に言われたからもった側室ですが、瀬名自身は気持ちのええものではないですよね。それを喜んでる家康にも、なんとなく腹立つし。

あと、最後のところで、飯尾連龍が殺されていたのはちょっと怖かったです。妻が密告してるってことですから・・・。こんな怖いものはないです。

 

お田鶴はどこに向かっているのかな。ちょっと、心配になりますね。あと、信玄の動きも気になるところです。

家康は信玄にどんな形でやり込められるのか。その辺りは注目です。どうする家康第10話の感想はここまで。どうする家康第11話の感想につづく



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