どうする家康 ネタバレ,あらすじ第42話「天下分け目」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第42話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第41話で、石田三成(中村七之助)が兵を挙げて家康(松本潤)は逆臣に仕立て上げます。

 

どうする家康の第42話のあらすじは、石田三成が兵を挙げたつづきからはじまります。どうする家康の第42話タイトルは「天下分け目」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第42話

石田三成(中村七之助)が兵を挙げた後、事態はより深刻になっていました。家康の悪口が書かれた書状があちこちの諸大名にわたり、大阪城は乗っ取られてしまいます。

しかも、大谷吉継(忍成修吾)、小西行長(池内万作)、宇喜多秀家(柳俊太郎)らがついており西国はすべて三成が大軍勢で挙兵したことに意気消沈します。

本多正信
これで、前田利長と小早川秀秋がつくとお手上げですな。
徳川家康
徳川家康、天下収めるにあわず・・・多くの者がそう申しておる。民の声、いや天の声かもしれぬな。

大阪城の阿茶(松本若菜)や伏見の鳥居元忠(音尾琢真)も人質にとられそうな状態です。しかし、阿茶は無事でした。寧々(和久井映見)に助けられたのです。

寧々
ご無事でようございました。ここなら安心だに。家康殿から上方の留守を守るように頼まれておったからな。
阿茶局
ありがとうございます。

家康は、阿茶からの書状で助かったことを知ります。

徳川家康
ありがたいことじゃ。わしの心は決まっておる。秀忠、難題は福島や黒田、藤堂たちじゃ。真田も危ういとみる。三成憎しといえど、豊臣臣下。

家康は、上杉討伐を中止して西に進むことを決断します。

本多正信
殿、それがしにお任せください。連中の誰かひとり、褒美をちらつかせこちらにつかせましょう。殿は、皆をひとつにしてくだされ。

本多正信(松山ケンイチ)は、褒美をちらつかせ諸大名を巻き込もうと考えていました。

徳川家康
あいわかった。

真田は、信幸(吉村界人)のみがやってきました。

真田信幸
遅れてしまって申し訳ありませぬ。父と弟は引き返しました。三成につくものと思いまする。申し訳ござらん。
本多忠勝
一人か。
真田信幸
父と弟は引き返しました。三成につくものと思いまする。申し訳ござらん。

翌日、小山評定が行われます。家康(松本潤)が軍議を開きました。福島(深水元基)、黒田(阿部進之介)、藤堂(網川凛)らが集まります。

徳川家康
安寧な世を手にできるかはわれらにかかっておる。

真っ先に声を上げたのが、福島正則でした。

福島正則
三成に天下をおさめられると思うか。できるのは、内閣府だけじゃ。内閣府殿と共に、内閣府殿と共に・・・

そこに、山内一豊(山丸親也)も声をあげました。

 

そして、初陣の秀忠(森崎ウィン)に3万の兵をあずけて、真田討伐に向かわせます。

徳川家康
石田三成を討ち天下を取り戻す。皆の者、とりかかれ。

みんながではらった後、平岩親吉(岡部大)がつぶやきました。

平岩親吉
ようやくきたんじゃ。わしらはあの時、お方様や信康様を守ることができず、腹をきるつもりでした。されど、殿に止められ二人が目指した世を成し遂げることがわれらの使命と思い直し、今日まで・・・その時が来ましたぞ。厭離穢土欣求浄土。この世を浄土にいたしましょう。

平岩親吉は、瀬名(有村架純)と信康(細田佳央太)を死なせてしまったことをずっと、後悔していました。徳川の上り旗が風に力強くなびいてきた。

 

その頃、大阪城の本丸では石田三成(中村七之助)は、茶々(北川景子)と秀頼の前でひざまづいていました。

石田三成
家康は、こちらの思惑通りに動いています。これより、三成は出陣いたします。秀頼様に勝利をお届けます。
茶々
手筈通りに進んでおるようだな。秀頼を戦場に出す用意はある。家康の首を必ず取れ。
石田三成
はっ

総大将の毛利に任せ、三成は大阪城を後にした。

 

8月に入り、江戸城に戻った家康に報告が入ります。伏見城が落ちたのです。鳥居元忠(音尾琢真)は千代(古川琴音)や家臣一同と城で討ち死にしました。

渡辺守綱
ただちに西に向かい、彦殿の仇をうちましょうぞ。
本多忠勝
今は、誰がどちらにつき、どう動くか見定めるとき。俺は先にでて直政と落ち合い西に進みます。殿は、一通でも多く書状を。
徳川家康
この戦は、わしと三成のどちらが多く味方をつけるかにかかっておる。彦のためにも、腕が折れるまで書くぞ。

そういって、書状を書き続けていました。

 

その頃、石田三成もまた書状を書いていました。家康の悪口を連ねた書状を全国各地に送ります。お互い、書状で調略合戦をしています。

井伊直政(板垣李光人)、本多忠勝(山田裕貴)、福島正則らが先陣をつとめた陣は、怒涛の攻撃で織田信秀の岐阜城を落としました。

本多忠勝
張り切りすぎだ。早すぎる。

もう三成の本拠地が目の前に迫っていましたが、本陣が来ていません。江戸城にいた家康も同じことを思っていました。

徳川家康
これで、福島、黒田がこちらに着いたことを知らせることなる。今じゃ、われらも前にでるぞ。秀忠には、真田にかまわず西へ進むように命じろ。

一方、真田討伐に向かっていた秀忠に家康は真田にかまうことなく、信濃に向かうように使者を送ります。

しかし、信濃に布陣していた秀忠のもとに真田昌幸(佐藤浩市)から降伏状が届きます。

秀忠
父上からの役目はしかと果たしたぞ。

それが偽の降伏状であることに気づくまでに、時間を要します。待てど暮らせど、昌幸は上田城を明け渡さなかったのです。

それを本多正信と榊原康政(杉野遥亮)を疑念をいだいたまま見ていました。

榊原康政
いかにも真田らしいやり方よ。

敵と味方に分かれて、どちらかは生き残るみちを選択していたのです。真田が籠城の策をとったのは、秀忠の軍を足止めさせるのが目的でした。

そして、家康が赤坂の陣についたとき、秀忠は足止めを食っていたままです。

本多忠勝
まんまと真田と三成にやられたようですな。

そして、軍議がはじまります。

徳川家康
おそらく三成は、ここに誘いだすのが狙いじゃろ。

家康がさしたところは「関ヶ原」でした。

徳川家康
その手に乗ってみるかのう。三成、これは天下分け目のおお戦じゃ。

どうする家康第42話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第43話のネタバレ,あらすじにつづく。



どうする家康第42話の感想

どうする家康第42話のあらすじで、東軍と西軍がお互いに集まりいよいよ天下分け目の大戦直前というところまできました。

お互い自分のところに兵を増やすために、書状をおくり続けていました。その中で、もっとも悲惨なおもいをしたのは鳥居元忠でしたね。

 

伏見城を任されていましたが、兵力に差がありすぎるためどうすることもできませんでした。鳥居元忠と千代が死んでいく様は、心が痛くなりました。

そもそも、上杉討伐に乗り出すところから茶々が思い描いていた通りだったのかな。なんか、手のひらの上で転がされている感じがします。

 

石田三成もまた、茶々の駒の一つにすぎない状態です。家康は、西軍と戦うわけですが・・・本当の敵は茶々ということでしょう。

秀頼は、まだ子供ですからね。とはいえ、関ヶ原に向けて家康がどういった行動をとるのか。秀忠が足止めくらっていますから。

 

真田と石田三成の作戦が、うまくいった形です。関ヶ原がどのように描かれるのか。来週が1つのクライマックスになりますね。

家康のすごさをチェックしたいと思います。どうする家康第42話の感想はここまで。どうする家康第43話の感想につづく



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