らんまん第39話あらすじ「生涯をかけた仕事」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第39話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第38話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)は東京大学の教授や助教授がどんな人なのかを藤丸(前原瑞樹)や波多野(前原滉)から教えてもらいました。

 

らんまん第39話のあらすじは、万太郎が大窪(今野浩喜)から指示を受けるところからはじまります。らんまん第39話のタイトルは「生涯をかけた仕事」です。

らんまん第39話あらすじ

藤丸(前原瑞樹)と波多野(前原滉)は、万太郎(神木隆之介)にもらったシロツメクサを植えながら話をしていました。

藤丸
槙野さんってさ、毎日が植物採取じゃない?
波多野
うん、うん。揺籃をパンパンにしてさ。

ある日、万太郎は講師の大窪(今野浩喜)から意外な指示を受けます。

万太郎
この箱も標本も検定してよかでしょうか?
藤丸
その箱はしなくても・・・
波多野
完全なものじゃないので

それは、完全なもの以外は標本にしないという指示でした。それは、田邉教授(要潤)のやり方でした。完全な標本以外は、みんな捨てているということに万太郎は反発しました。

大窪講師
この教室で名前を付けているのは、完全なものだけだ。ここは日本で唯一の植物学教室だ。標本も一級品でなければならない。教授の意向だ。
波多野
完全なもの以外は、後で捨てるので。
万太郎
捨てる?
大窪講師
完全なもの以外は、検定できないからな。
万太郎
いや、できますき。

万太郎は、不完全なもので次々と判断していきます。大窪(今野浩喜)がいなくなった後に、藤丸(前原瑞樹)がいいます。

藤丸
いいと思います。俺たちじゃ、植物の一部だけ見て検定することはできませんから。
万太郎
花や果実がついてなくても、こんなにかわいいですき。
藤丸
教授は、そうは思わないですが。教授の美しいと思うのは、完全なものだけをさすようですよ。

万太郎は、驚きのあまり目を丸くしました。

藤丸
教授は、日本でただ一人、海外で植物学を学んでいますが留学者にはいろいろお役目があるみたいです。今、西洋風の詩やローマ字に取り組んでいます。
波多野
それに、今はなんと言っても鹿鳴館。来年開館予定で外国の来賓をもてなす役目を井上外務卿から頼りにされていて。田邊教授は、何かと呼ばれています。

万太郎が徳永助教授(田中哲司)が中心になっているのかと聞くとそんなこともないという。徳永助教授は、元々法学部の出身で、成行きで助教授になっていました。

藤丸
英語ができなくて、開成学校を退学になった時に、田邊教授が海外留学から帰ってきたので、教え子だった縁で助教授に推薦されたそうです。
波多野
内緒ですよ。俺らも先輩から聞いたので。
藤丸
居場所という意味では、徳永助教授はここだけですから。ご熱心ですよ。
万太郎
なるほど・・・

万太郎(神木隆之介)は、青長屋を後にして久しぶりに「白梅堂」に行きました。

寿恵子
槙野さん、いらっしゃいませ。お待ちしてたんですよ。
万太郎
待ちよった?わしを。
寿恵子
文太さん。ちょうど今、作ってるかも。ちょっと、お待ちください。

奥から戻ってきた寿恵子(浜辺美波)が新作のお菓子をもってきました。

寿恵子
槙野さん今、文太さんが作っている50個のうち一つもってきました。

そのお菓子は、万太郎が絵に描いた牡丹の絵をもとに文太(池田万作)がつくっていました。万太郎はそれを見て嬉しくなります。

万太郎
こりゃあ、なんて素敵な菓子じゃろう。こんな菓子があれば、みんなが葉っぱを好きになってしまいますのう。
寿恵子
葉っぱを?菓子をじゃなくて?
万太郎
牡丹の葉は、まさにこれじゃき。この艶があるところが、そっくりですき。

そして、万太郎は自分が一番好きな花を描いていきます。寿恵子に対して、自分が描いた絵を説明していきます。

寿恵子
なんて花ですか?

バイカオウレンの花を描いた時には、亡き母・ヒサ(広末涼子)の話をしました。

万太郎
バイカオウレン。春先にこの子が一面に咲いているのを見ると、光の粒がキラキラしゆうよです。元々は、この花の名前を知りたくて植物を・・・

ヒサのことを思い出して、万太郎は涙をこぼしてしまいます。

万太郎
寿恵子さんには、ちょっと話すぎてしまいますき。
寿恵子
いえ、槙野さんの話は楽しいです。大事な花なんですね。見てみたい。
万太郎
亡くなった母が好きな花で。東京でも咲くがじゃろか?寿恵子さんが知らんがなら咲かんのやろか。
寿恵子
そうですね。絵を描いていただけなければ、一生こんなかわいい花を知らないままでした。

万太郎は寿恵子の手を握って言いました。

万太郎
見つけた。
寿恵子
はい?

らんまん第39話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第40話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第39話の感想

らんまん第39話のあらすじでは、完全なもの以外の標本も検定しようとする万太郎に、大窪が教授の意向を伝えました。

また、万太郎は寿恵子の店に行き、一番好きな花であるバイカオウレンの話をしました。そして、何かを思いつくというストーリーでした。

 

万太郎、大丈夫かな?不完全な標本に名前つけたりすると、後で田邊教授(要潤)に怒られてしまいそうな気がします。

ここでは植物が好きではなく、教授に逆らわないことが重要だって話していた野宮(亀田佳明)の言葉が伏線にあっただけにちょっと心配ですね。

 

寿恵子とは、どんどん距離が縮まってきました。2人は、万太郎が白梅堂に行った時しか会えないので、もう少し連絡手段を使えばいいのに。

この時代、電話はないでしょうけど・・・手紙を出し合うぐらいできないものなのかな?万太郎ではなく、寿恵子の方が気にしそうな気がします。

 

万太郎は、会いたいって思えば店に行けばいいですけど、寿恵子はどこに行けば会えるのかわかりません。

それを解消してあげる必要がある気がします。らんまん第39話の感想はここまで。らんまん第40話の感想につづく



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