このページでは、NHK朝ドラ「ブギウギ」の第65話あらすじ,感想をまとめます。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。
ブギウギ第64話のあらすじで、スズ子(趣里)が東京に戻ると、大空襲で心配していた愛助(水上恒司)も家も無事でした。
ブギウギ第65話のあらすじは、大空襲から半年が経過したところからはじまります。ブギウギ第65話のタイトルは「夜来香(イエライシャン)」です。
ブギウギ第65話あらすじ
日本の戦況が悪化する中で、善一(草彅剛)は上海で音楽会の準備をすすめていました。軍が全面支援をしてくれていたからです。
中国の音楽家・黎錦光はブギのリズムを知りませんでした。そのため、善一はそれを説明します。
説明しながら、実際にピアノで弾いてみせます。
スズ子(趣里)は、富山に慰問に来ていました。しかし、富山では大空襲の後で元気がありません。
宿には、3歳ぐらいの子・幸がいます。幸は、スズ子たちの楽器をさわって遊んでいました。
一方、りつ子(菊地凛子)は、九州の海軍の慰問に来ていました。
しかし、軍歌を求められてしまいます。
特攻隊員たちを見て、りつ子は歌うことにします。そして、リクエストで歌が決まることになります。りつ子は、それを了承しました。
一方、スズ子たちは食事をしていました。幸の母・静枝(曽我廼家いろは)は、幸がスズ子たちの食事を食べていたことで叱られます。
静枝は夫を戦争で亡くしていました。しかし、日本が戦争には勝つと信じて疑っていません。
静枝は、日本は勝つ。勝てなければ夫の死が無駄になることを話して、夜道を帰りました。そんな静枝を見て、スズ子は六郎のことを思い出します。
彼女のためにも、スズ子はうたわなければと決心するのでした。
善一は、軍の意向を無視してアメリカのジャズを取り入れて編曲した「夜来香(イエライシャン)」音楽で、音楽会を成功します。
手を変え品を変え、なんとかやりくりしている善一たちの勝利でもありました。善一の上海での慰問は軍の人たちにも喜ばれる結果となりました。
善一は、ピアノを弾きながら最後に李香蘭の歌声を聴きました。ブギウギ第65話のネタバレ,あらすじはここまで。ブギウギ第66話のネタバレ,あらすじにつづく。
ブギウギ第65話の感想
ブギウギ第65話のあらすじでは、善一とりつ子とスズ子の現在がそれぞれ伝えられるストーリーでした。善一は、上海にいたことから音楽会がすごくうまくいきました。
しかし、スズ子とりつ子は戦争中の日本にいることから厳しい状況がつづいていました。特に、りつ子は軍歌を求められることから、帰ろうとします。
りつ子は、強いですね。慰問で訪れたにもかかわらず軍歌を求められるときっぱりと断れる。その意思はすごいなって思います。
普通できないですよね。けど、特攻隊の人たちが求めていることから帰ることを辞めて歌うことを決めました。
しかも、軍歌ではなく特攻隊の人たちのリクエストに応える曲になりました。りつ子としては、特攻隊の人たちの希望にこたえられる形になったので良かったですね。
スズ子の方は、ちょっと心配ですね。静枝の夫が死んでいたことや、静枝が今も日本は勝てると思っている状況です。
その状況で、スズ子ができることって歌しかありません。歌で元気づけられたらいいんですけどね。ちょっと、こっちのほうが心配になりました。
あの時代の日本人は、静枝のような気持ちが標準的だったのかもしれません。歴史を知っていてみると、心が痛みます。
スズ子の歌が何かの力になってほしいなって思います。ブギウギ第65話の感想はここまで。ブギウギ第66話の感想につづく。
あなたにおススメのページ
ブギウギ第66話のネタバレ,あらすじ
坂口(黒田有)モデルはどんな人?
愛助(水上恒司)モデルはどんな人?
ブギウギ第14週のネタバレ,あらすじ
ブギウギ公式ブックはコチラ