虎に翼 あらすじ第49話「はて?」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第49話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第48話で、神保教授(木場勝己)に質問された寅子(伊藤沙莉)は、意見を合わせるようなことを言ってしまいます。

 

虎に翼のあらすじ第49話は、寅子が飛び回っているところからはじまります。虎に翼第49話のタイトルは「はて?」です。

虎に翼あらすじ第49話

昼休み、日比谷公園で風呂敷を広げて弁当を食べていると声をかけられました。

花岡悟
弁護士に戻ったんだね。子ども産んでから、弁護士辞めたって聞いてたから。
寅子
いえ。今は、司法省の民事局で働いています。
花岡悟
そうなんだ。知らなかった。
寅子
花岡さんお子さんは?
花岡悟
娘と息子が一人ずつ。

花岡(岩田剛)は東京地裁に戻ってきて、食糧管理法の違反などの案件を担当していました。忙しいのが原因か随分、やつれていました。

寅子は弁当を開けましたが、すぐに隠しました。寅子は、闇市で買った米を食べていたからです。

花岡悟
別に猪爪を告発なんてしないよ。生きるために、必要なことだ。君は堂々としろよ。
寅子
でも、法を犯しているのは事実だから。
花岡悟
君は変わらないね。
寅子
そんな風に言うのは、花岡さんだけよ。みんな私が変わったっていう。自分では何もかわっていないつもりだけど、やっぱり前とは違うみたい。
花岡悟
どの自分も全部、君だよ。自分でどうなりたいか選ぶしかない。本当の自分を忘れないうちに。全部、梅子さんの受け売りだけどね。会えてよかった。
寅子
待って。

寅子は、そういって花岡にチョコレートを半分に割って渡しました。

花岡悟
受け取るわけにはいかないよ。それこそ、なりたい自分に反するから。
寅子
あなたにじゃなくて、お子さんたちに。それなら、受け取れるでしょ。
花岡悟
ありがとう。猪爪。じゃあ。
寅子
また一緒に昼ご飯食べましょう。
花岡悟
ああ、そうしよう。

花岡の言葉によって、寅子のエネルギーがよみがえります。しかし、寅子はかつての友の変化に気づけなかったのです。

 

その日、家に帰ってはる(石田ゆり子)と花江(森田望智)に花岡に再会したことを打ち明けました。

しかし、寅子はトキメキなどがなかったことから花江はつまらなそう。そこに、また玄関の扉をたたく音がしました。

花江
またライアンさんだったりして。
久藤
夜分にすまないね。ホーナーがどうしても、今夜、君に渡したいって。

久藤とホーナー(ブレイク・クロフォード)の2人は、ほろ酔いです。

ホーナー
やはりチョコレート1枚では足りないでしょう。これを子どもたちに。

そういって、数枚の板チョコをだします。子どもたちは、大喜びです。1枚の板チョコだと足りないと思ってもってきてくれたのです。

久藤
ホーナーはユダヤ人でね。

ホーナーは、家族の団らんを見て涙ぐんでしまいます。ホーナーは、ユダヤ人で戦争で身内をみんな失ってしまっていたのです。

直明
戦争で何も傷ついてない人なんて、いないですよね。
久藤
弟くんの言う通りだね。
花江
子供たちのために、ありがとうございました。

花江の中にあった凝り固まった憎しみが、ホーナーを知って解けた瞬間でした。

ホーナー
子供たちのためにも、一緒に頑張りましょうね。サディさん。
寅子
はい、もちろんです。

寅子もホーナーと握手をしました。翌日、立花から意見書と署名を受け取りました。

立花
遅くなってすまなかったね。
寅子
私も署名させていただいてよろしいでしょうか。
立花
当たり前じゃないか。

寅子もそこに署名をしました。こうして各所からの意見書が出そろいます。

 

改めて、民法改正審議会が開かれました。集まった委員の中には、神保教授(木場勝己)の他に穂高の存在もありました。そこに桂場の姿もありました。

穂高
おや、桂場くんじゃないか。
久藤
僕が呼んだんです。この会の番犬として。
寅子
ライアンさんは、桂場さんの弱みでも握っているのですか。
久藤
フフフ・・・秘密。

審議会がはじまると、神保教授はなぜ、今の家族の在り方を変える必要があるのか問いかけます。それに対して、女性の権利向上を望む穂高の意見が対立しました。

神保教授
なぜ、今の家の在り方を変える必要があるのでしょうか。
穂高
それでは、GHQがいや国民が納得しません。憲法で平等をうたうなら、男性に権利が集中している家制度は廃止するべきじゃないですかね。そもそも、この審議会に佐田くん以外女性がいないことが問題だと思います。

昼休憩に入って、寅子は桂場に質問します。

寅子
あの~穂高先生と神保先生は、その仲が悪いんですか。
桂場
物の見え方が全く違う。司法は、どちらかに偏りすぎず相反する意見・主張が必要だ。

そこに、穂高が寅子を探してやってきました。

穂高
あれからずっと考えていてね。実は、君に新しい仕事を見つけてきた。女性には生きにくい法曹の世界に無理している必要はない。この道に君を引きずり込み、不幸にしてしまったのは私だ。ずっと、責任を感じていてね。

穂高は、寅子に家庭教師の仕事をあっせんしようとしていました。

寅子
えっ?不幸?私が?はて?はて?

虎に翼第49話のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第50話のネタバレ,あらすじにつづく



虎に翼第49話の感想

虎に翼第49話のあらすじでは、寅子が花岡と再会して話をしたことで元気を取り戻すというストーリーでした。

今日の最後のシーンでは、ついに「はて?」がでましたね。これがでないと、寅子は主張できないですからね。復活したかもしれません。

 

それにしても、なんで穂高先生はあんなこと言うのかな。自分で民事局の仕事を好きでやっているのに、家庭教師にって・・・。

一回妊娠して弁護士を辞めたことがそんなに大きいことなんでしょうか。子どもを産むために、弁護士を辞めたんだから別になんも問題ないと思うんですけど。

 

それこそ、憲法にあるように職業選択の自由だと思います。女性の権利を会議で主張するのに、寅子には家庭教師をすすめるってかなり矛盾している気がします。

そりゃあ、寅子が「はて?」っていうのも納得です。寅子がついに復活しそうな予感ですね。また楽しみになってきました。

 

やっぱり、寅子は「はて?」って言ってしっかり主張する。そうじゃないと「トラつば」はって思います。虎に翼第49話の感想はここまで。虎に翼第50話の感想につづく



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