虎に翼 あらすじ第14話「無駄な時間?」感想

このページでは、NHK朝ドラ「虎に翼」の第14話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

虎に翼のあらすじ第13話で、よね(土居志央梨)がなぜ弁護士になって世の中を変えたいのか。その理由を打ち明けました。

 

虎に翼のあらすじ第14話は、よねが自分の境遇を話したつづきからはじまります。虎に翼第14話のタイトルは「無駄な時間?」です。

虎に翼あらすじ第14話

よね
私とあんたらは違う。だから、かかわるな。

寅子(伊藤沙莉)は、なんと声をかけたらいいかわからない。

よね
話は終わっただろ。さっさと帰れ。
寅子
待って。
よね
私には、お付きの子もいない。日傘や荷物をもたせたりしない。おにぎりを人に施す余裕も。働かなくても留学させてくれる家族もいない。大学も仕事も一日も休まず歯を食いしばってやってきた。だから、余裕があって恵まれた奴らに腹が立つんだ。
寅子
あのお尋ねしたいんですけど、1日も大学を休んでいないといったけど、お月のものが来たときはどうしてるの。
よね
別になにもしない。血さえ漏れなければそれでいい。
寅子
私は、お月のものがきたら4日は休まないといけないの。
涼子
今まであなたとご一緒したくないと思っていました。お気立てに難がおありでしょう。
さいこうしゅく
喧嘩はダメよ。
涼子
けど、法廷劇のとき惚れ惚れしたの。私は動けなかった。理不尽なことが起きても、人目が気になって。殿方に立ち向かうのが怖かった。でも、あなたは真っ先に殿方の股間を蹴り上げたわ。
よね
やめろ。股間を蹴り上げて、怪我してあんたらに世話になったんだぞ。
涼子
いいえ。いざという時、私も股間を蹴り上げられる女性になりたい。

そして、カフェーの女給たちがぞろぞろとやってきました。そろそろ、帰るタイミングです。

寅子
再検証しませんか。法廷劇の再検証。

寅子は不思議に思っていました。本気で殺したいとして、饅頭に毒など入れる方法でやるだろうか。そもそも、饅頭に毒を仕込めるものだろうか。

寅子
じゃあ、今日の借り。私たちがあなたのお世話を返すってことで。

寅子(伊藤沙莉)の提案に、よねも納得しました。

 

寅子の提案で法廷劇について再検証することになります。寅子の家に集まり、はる(石田ゆり子)と花江(森田望智)も手伝って毒饅頭を作ります。

はる
まずは、田舎饅頭ね。
花江
お母さん、どうでしょう。
はる
もう少し、お砂糖入れてちょうだい。冷めたら、器にうつしてちょうだい。
花江
はい。
寅子
こんな手間がかかるものに、わざわざ毒を?
梅子
手間がかかるからでしょう。甲子さんの手作り饅頭は乙蔵さんの好物だったんでしょ。男ってバカなのよ。別れた自分をいつまでも好きでいると思ってる。自分の好物を作って玄関に置いてくれた。

実験していると、防虫剤の毒で致死量になることは相当難しく、設定に無理があることに気づきます。

寅子
お饅頭で殺すには無理がある。甲子さんに、殺意はなかったと推定せざる得ないんじゃない。
梅子
甲さんに知識がなかっただけじゃない。
山田よね
毒饅頭事件は、甲子が無知だったことで乙蔵を殺せず、違う人を殺してしまった。背負う罪は重い。惨めで愚かな行動に出てしまった。それだけだ。
寅子
それは絶対に違う。法という武器を見につけようとしている私たちだからこそ、考えて寄り添えなきゃ世の中を変える弁護士にはなれないと思う。

寅子の言葉に、よね(土居志央梨)は心を打たれます。

涼子
ごめんなさい。実は、みなさんに黙っていたことがございますの。判例を調べなおしてみたの。すると、学長が法廷劇用のために内容を変えていたことがわかったの。

甲子は婚約不履行の損害賠償を乙蔵に請求して勝訴している。乙蔵は7000円を甲子に支払っていた。甲子の職業は、女給ではなく医者。毒も防虫剤ではなくチフス菌だった。

甲子に同情を集めるために、学長が内容を変えたのだと思う。

寅子
はて?なんでそんな改変を?
山田よね
医者よりも女給の方が同情できる。無知な女の方が同情を集められる。

虎に翼のあらすじ第14話はここまで。虎に翼のあらすじ第15話につづく



虎に翼第14話の感想

虎に翼の第14話のあらすじでは、よねの境遇を知ってみんなが驚きました。そして、寅子の提案で事件をもう一度検証することになります。

すると、その事件が学長がストーリーを変えていたことが判明しました。そのことに、よねは怒りました。

 

よねの境遇が醜いのと、あの態度はイコールなのかな。なんか、嫌なことをたくさん知ってるからこそ、もっと優しい人間になりそうな気がします。

物事にたいして、斜にかまえるのは理解できるけど、あんなに強くいろんな人に言うっていうのがちょっと気になるところです。

 

ただ、予測としてはやがて、よねは丸くなっていく。この強気な感じがなくなっていくんじゃないかなって思います。

あと、あれだけたくさんいながらもうちょっと早く気づかないかな。法廷劇のために作られたものだってのは誰か気づきそうな気がします。

 

法律を学ぶ大学で、判例に脚色をつけないと思ったのかな。普通にあるような内容じゃないと思うんですけどね。

この検証をした後に、よねとみんなが打ち解けていくのか。そのあたりに注目です。虎に翼第14話の感想はここまで。虎に翼第15話の感想につづく



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