どうする家康 ネタバレ,あらすじ第11話「信玄との密約」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第11話あらすじ,ネタバレを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第10話で、家康(松本潤)は側室・お葉(北香那)との子を一人もうけましたが、お葉が女性を好きなことから家康のもとを去りました。

 

どうする家康の第11話のあらすじは、家康が三河を平定したところからスタートします。どうする家康の第11話タイトルは「信玄との密約」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第11話

家康(松本潤)は、三河を平定しました。そのため、三河の主に任官されようとしていました。源氏の末裔であることで国司の資格を得ようとしていました。

しかし、無事にそうなるにはまだまだ労力が必要でした。

松平家康
松平が源氏の流れなんて、怪しいもんじゃ。

官職に関心がない家康は否定的でした。

酒井忠次
朝廷と幕府のお墨付きがつくのでござる。お受けしてもらわにゃ困ります。殿は、何がなんでも源氏の末流でございまする。

家康は、酒井忠次(大森南朋)と石川数正(松重豊)を連れて大樹寺に向かいました。登誉上人(里見浩太朗)は、家系図を広げました。

登誉上人
ここで、祖父君の清康公が「世良田」という姓を名乗っておられる。この世良田は、源氏の流れをくむと伝えられています。
松平家康
まことか。
登誉上人
さらに、ここからこう遡っていくと「得川」という姓がでてくる。この得川というのも源氏の流れと思われます。
酒井忠次
では、殿は源氏の嫡流ということで間違いないのだな。
登誉上人
言ってよいのではないかと思わんでもない。

登誉上人は、曖昧な言い方をしました。

松平家康
なろうと思えば、なれるものじゃのう。得川か・・・

家康もまんざらでもない様子です。

酒井忠次
いっそのこと、苗字を得川に変えてしまってはどうでしょう?

しかし、登誉上人は本気の表情をしていいます。

登誉上人
ただ、難題がございます。
松平家康
なんじゃ?
登誉上人
お金がかかります。毎年、3百貫
酒井忠次
3百貫?
松平家康
そんな金は、ないわ。
石川数正
足元みおって。ろくでもない公家じゃ。

数正と忠次は、金額がなんとかならないか考えていました。一方、家康は家系図の得川を見て考えていました。

「得川家康」

 

それを見ながら、家康は今川義元(野村萬斎)との言葉を思い出していました。

今川義元
王道と覇道は存しておるな。
松平家康
武をもっておさめるのは覇道。徳をもっておさめるのは王道なり。

そして、「得川家康」の「得」に×をして「徳川家康」に名前を改名しました。そして、従五位下三河守を任官されました。

徳川家康
なんだかんだ、300払った。あと、馬も。
瀬名
でも、今まで逆らっていたものが、殿を認めてくれるようになり、進んで臣下になってくれました。これで、戦が防げれば安いものかも。
徳川家康
そなたの幼馴染も、そうなってくれれば良いのだが。
瀬名
きっとそうなってくれます。お田鶴様は。

家康は信長に鷹狩りに誘われます。

織田信長
上洛する。
徳川家康
上洛?
羽柴秀吉
足利義昭様からのお誘いであります。徳川様、徳川様の兵もお借りしとう存じます。
徳川家康
もちろん。
織田信長
こうして、お主と気ままに鷹狩りするのもできなくなるかもな。ああ、それとな、武田信玄が今川氏真を見限った。
羽柴秀吉
信玄入道がその気になれば、氏真など敵ではない。駿河も遠江もたやすく手に入れるだろうな。
徳川家康
それは、困る。
織田信長
困るよな。信玄にそう言え。談判しろ。奴を引きずりだせ。一歩も引くな。今川領は、お主が切り取るんじゃ。

永禄11年(1568)織田信長(岡田准一)は、15代将軍・足利義昭(古田新太)を奉じて上洛しました。天下布武を掲げた信長は、京を手中に収めました。

甲斐の武田信玄(阿部寛)は、三国同盟を破り駿府を切り取ろうと動いていました。家康は再三、信玄と談判を求めますが返事がありませんでした。

 

信長から、駿府を信玄に渡さないように言われていた家康ですが、大きな動きがなかったので武田が今川攻めを諦めたのだと思っていました。

しかし、武田軍は着々と今川の武将を調略しており、いつでも駿府を落とすことが可能な状況まできていました。

 

その冬、武田信玄が突然、家康に会いたいと言ってきました。信長が信玄に頼んだのです。家康は、信濃と三河の境の寺でそわそわしながら信玄の到着を待っていました。

しかし、やってくるのは信玄ではなく重臣・2人だという。そのことで、急に家康は明るくなりました。

徳川家康
わしは会わん。数正と忠次に任せた。

信玄が来ないのであれば、家康自身が会う必要はないので、ほっとしていたのです。

 

家康は、本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮)を引き連れ、森を出ようとしていました。

本多忠勝
甲斐の虎などと言われておるが、案外性格は猫のような小心者かもしれん。
徳川家康
甲斐の猫か。そりゃあ、いいのう。ニャー、ニャー。

悪口を言っているところに、大きな僧が立っていました。

武田信玄
日が傾くと一気に冷え込みますな。茶でもいかがか。猫は嫌いではない。あやかりたいものじゃ。非礼をお詫びいたす。

堅苦しい場所は、嫌いでな。このように、肩ひじ張らずに会った方が、相手のことがわかるというものじゃ。

大きな僧は、武田信玄でした。すでに、家康たちはたくさんの甲斐の忍者たちに囲まれていました。

武田信玄
駿河からは我らが。遠江からはそなたらが。互いに切り取り次第で、いかがか。ようござるな。

家康は恐怖で声をだすこともできず、うなずきました。

 

武田軍は、すぐに駿河攻めをスタートさせました。同時に徳川軍も遠江から攻め込みはじめました。遠江の引間城には、女城主になったお田鶴(関水渚)がいました。

瀬名(有村架純)は、何度も徳川軍につくように手紙をだしますが、返事はありませんでした。ぎりぎりまで家康は待ちますが、徳川軍は引間城を囲みました。

お田鶴
火をかけよ。

門が開き、鉄砲をかまえる兵を家康は止めます。

徳川家康
やめよ。やめよ。
お田鶴
かかれ。

和睦を望む家康ですが、最終的にお田鶴は兵を率いて弓を引いたため徳川の鉄砲が一斉に火を噴きました。その頃、築山にいた瀬名は一瞬、お田鶴の影を感じて振り返りました。

振り返った先には、たくさんの雪がしんしんと降り続けます。どうする家康第11話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第12話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第11話の感想

どうする家康第11話のあらすじは、信玄との密約の結果、徳川軍は引間城を攻めました。瀬名は、何度も手紙を書きました。

しかし、お田鶴は和睦することはなく向かってきて、華々しく散りました。瀬名とお田鶴が親友であっただけに、なんとも切ない最後でした。

 

でも、戻るはずがない過去にしがみついてる人っていますよね。お田鶴にとっては、それだけ今川家の居心地が良かったのだと思います。

そんな駿府に戻すことを夢見て、今川を裏切る人達を見てきたのだと思います。お田鶴にとっては、それが正義で、命を落としても貫きたい。

 

芯が強かったから、瀬名の手紙を受け入れることができなかったのだと思います。しかし、家康はお人よしですよね。

こんなお人よしの主はいないんじゃないかってぐらいです。家臣たちも同じことを感じていたはずです。瀬名の親友であることはわかる。

 

でも、降伏せず命を捨てることを決めて向かってくる相手を助けようとしたら、自分がやられてしまいます。そう考えると、逆に危険なことです。

他の方法もあるとは思いますが・・・信玄がきている以上、攻めないと仕方ない。そんな状況でした。瀬名は、辛いでしょうが家康の立場を考えると仕方ないのかなって思いました。

 

ちょっと今回は、悲しくなるストーリーでした。どうする家康第11話の感想はここまで。どうする家康第12話の感想につづく



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