どうする家康 ネタバレ,あらすじ第19話「お手付きしてどうする」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第19話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第18話で、三方ヶ原の戦いで勝利した武田軍は、西に進んでいましたがなぜか武田軍が甲斐に進路を変更して帰っていきました。

 

どうする家康の第19話のあらすじは、武田信玄(阿部寛)が死んだとの情報が入るところからスタートします。どうする家康の第19話タイトルは「お手付きしてどうする」です。

どうする家康ネタバレ,あらすじ第19話

武田信玄
今日は、気分がいい。わしはすっかりよくなり、織田との決戦に備えている。そう言い続けよ。3年の間、わが死を秘するべき。ここまでか。
武田勝頼
父上が残されたおもい、勝頼が必ず成し遂げてみせます。
武田信玄
それはならん。わしの真似をするな。そなたの世を作れ。そなたの器量は、このわしを遥かにしのぐ。このわしが言うんじゃ。信じろ。そなたは、このわしがすべてを注ぎこんだ思考の逸材じゃ。

そういって、武田信玄(阿部寛)が病で亡くなりました。信玄が死んだとの噂は、瞬く間に各地に広がりました。

石川数正
私も、身罷ったとみて間違いないと存じます。
大久保忠世
戦神といえど、病には勝てずか。
鳥居元忠
殿、助かりましたな。
徳川家康
敵とはいえ、人の死を喜ぶとは何事か。その死が確かなら、わしは信玄入道の死を悲しむぞ。

ただし、この機を生かさない手はない。武田に切り取られた領地を取り戻すべく、家臣たちはさっそくうごきはじめました。

そして、家臣がいなくなった後、家康は甲斐の方向を向いて手を合わせました。その場に倒れこみ、安堵の表情を浮かべました。

 

7月に入り、信長(岡田准一)は攻勢をかけました。裏で武田信玄とつながっていた、足利義昭(古田新太)を都から追放します。

織田信長
去れ。
足利義昭
京の都は、余の住まいじゃ。余は、天下人じゃ。
羽柴秀吉
もう、あんたの天下でねえわ。
足利義昭
明智、この汚いやつらをここから追い出せ。
明智光秀
殿の命じゃ。官賊、足利義昭を追放せよ。ひったて。
足利義昭
わしが将軍なんじゃ。
織田信長
ああ、わしの下にいればな。猿、次は長政じゃ。

9月に小谷城を落とし、義弟・浅井長政(大貫勇輔)は自害しました。お市(北川景子)は、3人の子供と織田に引き取られました。

お市
気安く触るな。猿。
羽柴秀吉
猿ではない。羽柴秀吉じゃ。

信長は、確実に天下統一に向かっていました。

 

その頃、我らが神の君は上機嫌で風呂に入っていました。

徳川家康
髪をといてくれぬか。

入ってきた侍女は、お万(松井玲奈)でした。

徳川家康
おお、お万であったか。

家康はお万と武田との戦について話をしました。

お万
天は、見てくださっておるのです。殿の日頃の行いや、優しい心。だから、天は殿を見守るのだと思います。

家康もお万の言葉に悪い気がしません。次第に、顔を拭いてくれるお万に吸い寄せられるように見てしまいます。

その頃、岡崎では瀬名(有村架純)に対して、信康(細田佳央太)と五徳(久保史緒里)が話をしていました。

瀬名
折り入って話とは?
五徳姫
母上、浜松にお移りになってはいかがでしょう。殿のもとで暮らしになっては。
徳川信康
ずっと父上と離れて暮らしているので、母上もお寂しいかと
五徳姫
これまで信康さまをお育てくださりありがとうございます。これからは、五徳がお支えしますので、母上は、父上をお支えなってくださいませ。
瀬名
五徳、私は邪魔か?正直に申してほしいのじゃ。
五徳姫
母上は、少々優しすぎると存じます。母上が側におっては、信康さまはいつまでも甘さが抜けませぬ。私は、織田信長の娘でござますれば、信康さまを父にも劣らぬ強い強い大将にしたいと存じます。されど、母上がおさみしかろうと思うのも本心でございます。
瀬名
あいわかった。折をみて、殿に申し上げよう。
五徳姫
なるべく早い方が存じます。よからぬ虫がつかぬとも限りませぬ。

その頃、服部半蔵(山田孝之)が家康に知らせます。

服部半蔵
医師に見せました。間違いございません。殿、おめでとうございます。
徳川家康
うん。めでたいことだよな。
服部半蔵
殿にお子が増えるのは、お家にとって良いこと。
徳川家康
そうだよな。まずいことではないよな。
服部半蔵
まずいことではないこともないと思います。お方様の耳に入っていない子でございます。お方様の耳に入れば、大変な騒動になろうかと。しかも、お万は元々築山でお方様に仕えてた待女、そのようなものにお手付きされるのは・・・
徳川家康
何を笑っておる。誰にも言うでないぞ。

家康に石川数正(松重豊)が聞きます。

石川数正
殿、時に一つご相談が・・・殿が寂しいご様子ではいけないのでお方様を浜松にうつす話が岡崎から来ています。
徳川家康
大歓迎な話じゃ。すぐにでも、瀬名をここに・・・あっ。

家康には、後ろめたいことがありました。それに、酒井忠次(大森南朋)や石川数正が気づかないはずがありませんでした。そのため、家康は2人に打ち明けました。

徳川家康
別にたいしたことではないんじゃが・・・

そういって、お万に子どもができたことを打ち明けました。

酒井忠次
信長が敵を蹴散らしている時に、殿はお風呂でいったい何をされていたのですか。情けなや。あー情けなや。ただちに、お方様に申し上げます。

そして、2人からことの詳細が瀬名(有村架純)に伝えられました。

 

浜松にやってきた、瀬名は開口一番、家康を叱ります。

瀬名
あほたけ!

そういって、家康への説教がはじまります。肩を落とす家康を瀬名は懇々としかりました。

瀬名
側室を持つなと申しているわけではありません。むしろ、殿のお子が増えることは、喜ばしいことでございます。されど、瀬名の知らぬところとあっては立場がございませぬ。
徳川家康
申し訳ない。
瀬名
相手かまわず作られたら、お家はどうなりますか。信康や亀の立場も危うくなるのです。
徳川家康
その通りじゃ。

瀬名は、家康のことをぶっていいます。

瀬名
お万と話してきます。
徳川家康
わしも一緒に。
瀬名
けっこうです。女子同士で話してきます。お万もぶってしまうかもしれませんから。

そういって、瀬名はお万に会いにいきました。瀬名がお万に会いに行くと、お万は木に縛らて泣いていました。

お万
お方さま、万は大変なことをしてしまいました。気のすむまで折檻してください。殺されてもかまいません。お願いでございます。
瀬名
お腹の子に罪はなかろう。
お万
されど、この子を産めばお家が乱れます。城を出て私が育てるのしても・・・

お万は泣きながら、伝えます。

瀬名
お万、もうよい。私は、そなたをみくびっていたようじゃ。おっとりとした、つつましい女子じゃと。なんの、なんの。これでは、うちの殿などひとたまりもあるまい。見事じゃ。

瀬名は、お万の縄をほどいて続けます。

瀬名
殿から金子をふんだんにいただくがいよい。その金で、この子を立派に育てよ。恥じることはない。それも、女子の生きる道じゃ。私は嫌いではないぞ。
お万
恥じてはおりませぬ。男は、欲しい物を手にいれるために戦をします。女子は人を癒して、安らぎを与えて手に入れるのです。

女子の方がよほどようございます。男に戦のない世界などできるはずもない。政も女子がやれば良いのです。男ができぬことを出来るでしょう。お方様のような方ならきっと。

瀬名に、お万の言葉が残りました。

 

瀬名は、家康の元に戻りました。縁側で家康が外を見ている横にすわりました。

徳川家康
本当にすまなかった。気が緩んでおった。
瀬名
それだけ、辛く悲しい時をお過ごしだったのでしょう。大変な時期に、お側で支えせず、申し訳ございませんでした。
徳川家康
そなたは、悪くない。こっちに移ってくるんじゃろ?わしのそばで支えてくれんか?
瀬名
ここにうつるのは、もう少し先に致します。信康と五徳姫は、もう子どもではないと申しておるが、私にはそう見えないのです。いずれは、2人で暮らしましょう。
徳川家康
わかった。

徳川家を取り巻く環境は以前として厳しい。武田信玄に負けた男として民にバカにされ、軍は壊滅的状況です。

武田軍は、変わらず強い。所領を取り返すことは、非常に困難であることに変わりありませんでした。

 

その頃、武田勝頼(眞栄田郷敦)は信玄との今生の別れを思い出していました。その勝頼の背後には、千代(古川琴音)が控えていました。勝頼は、千代に決意を語ります。

武田勝頼
これより、三河を手に入れる。狙うは岡崎、松平信康。そして、その母・築山殿じゃ。

勝頼は、三河をとるための戦略を巡らせました。どうする家康第19話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第20話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第19話の感想

どうする家康第19話のあらすじでは、武田信玄が亡くなりました。そして、家康が瀬名に内緒でお万との子を作りました。

そのことで、瀬名は怒りました。そして、武田軍が徳川信康と瀬名がいる岡崎城を落とそうと計画をしていました。

 

三方ヶ原の戦で大敗した家康たちですが、信玄が亡くなったことで小休止することができました。そこで、家康が侍女との間に子をつくってしまいました。

しかし、お万の誘惑はすごいですね。瀬名も言っていたように、家康などいちころでした。すぐに、お万に子どもができるあたりは、用意周到です。

 

瀬名は、お万のことを特に怒ることもなくそういう生き方もあるという風に感じていました。このあたりが、瀬名が普通ではない所以かもしれません。

嫉妬していないはずはないのですが、それでも相手を責めない。ここが、どうする家康の瀬名の特徴なんですね。有村架純さんっていうのもマッチしています。

 

瀬名は、あのまま浜松城に残るのかなって思ったんですけど、岡崎城に戻りました。武田からの何かを感じたのか?

信康と五徳を本当に心配したのか。不思議な女性であることは間違いないです。今後、武田勝頼が岡崎を狙ってくるのに、重要な存在になるでしょう。

 

瀬名には、本当に不思議な魅力がありますね。どうする家康第19話の感想はここまで。どうする家康第20話の感想につづく



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