どうする家康 ネタバレ,あらすじ第4話「清州でどうする」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第4話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第3話で、松平元康(松本潤)が織田方についたことで、駿府に残っていた三河衆は、磔で串刺しにされてしまいました。

 

どうする家康の第4話のあらすじは、元康が清州城に行く準備をしているところからスタートします。どうする家康の第4話タイトルは「清州でどうする」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第4話

松平元康(松本潤)は、織田信長(岡田准一)と会う心得を鳥居忠吉(イッセー尾形)からレクチャーされていました。

鳥居忠吉
最初が肝心です。決して相手に呑まれてはなりませぬ。目を見てそらさず、相手が頭を下げるまでは、こちらから下げてはなりませぬ。

その様子を家臣たちが見ていました。

松平元康
清州などに行ったら殺されるかもしれない。
酒井忠次
しかし、行くしかござらぬ。
石川数正
不穏な動きがあれば、その場で一戦交える覚悟で。

永禄5年(1562)、元康は水野信元(寺島進)に連れられて清州城に行きました。家臣たちもついてきています。

徹底的に訓練されている家臣たちに、鳥居元忠(音尾琢真)は驚きます。

鳥居元忠
なんじゃ、これは・・・
酒井忠次
これが織田家か。
本多忠勝
勝てんはずじゃ。

元康も同じ気持ちになっていました。入口に柴田勝家(吉原光夫)が案内役としていました。柴田勝家に信長がいる広間に案内されます。

柴田勝家
お入りください。

元康は、なるべく離れてすわりました。

柴田勝家
もっと、お近くに。もっと。

そう言われ、元康はしぶしぶ前に進みました。そんな元康を信長はじっと見ました。

石川数正
決して自分から頭を下げてはなりませぬ。

そう言われていた元康ですが、ついに息ができなくなります。

松平元康
松平元康でございます。
織田信長
織田信長である。
松平元康
はは。

挨拶を終えると、元康たちは広間を後にしました。信長にびびっていた水野信元は、早々に帰っていきました。そして、元康は勝家に宿舎を案内されました。

柴田勝家
ご遠慮なくお使いください。

そして、柴田勝家は猿を呼びました。

木下藤吉郎
へいへい。
柴田勝家
この者が身の回りの世話をいたすゆえ、何なりと申し付けください。
木下藤吉郎
木下藤吉郎です。方々からは、猿と呼ばれています。猿とお呼びください。甘いみかんを用意しておきました。

その後です、柴田勝家はおもいきり木下藤吉郎を蹴りつけていなくなりました。

松平元康
なぜ、蹴っていかれたのじゃ。
木下藤吉郎
蹴りたいときに蹴られるのも猿の役目にございます。蹴りたい時に、蹴ってくださいませ。
松平元康
そんなことはできぬが・・・。
本多忠勝
ここは、どうかしている。

そして、元康はみかんを食べます。みかんは瀬名(有村架純)の好物です。

松平元康
駿府の様子はどうじゃ。
石川数正
ぬかりなく探らせております。お方様もお子様もご無事の様子です。

少したって、木下藤吉郎(ムロツヨシ)がやってきました。

木下藤吉郎
殿は、松平さまとやるのをたいそう楽しみにしておりました。
松平元康
やる?なにを?

再び清洲城の広間に向かうと、信長が元康と相撲をとる準備がされていました。観衆が取り巻くなか、相撲(格闘技)をすることになります。

信長が圧勝するかと思われた相撲ですが、元康も健闘していました。ぎりぎりの対決となり、少しの差で先に元康が地面につきました。

 

柴田勝家や木下藤吉郎などの織田家の家臣は、胸をなでおろしました。

織田信長
それでよい。
木下藤吉郎
元康さま、もう一人、手合わせしたいという方がいらっしゃいます。
松平元康
もう一人?

すると、そこに小柄で仮面をかぶった人がいました。いきなり木製の薙刀で攻めてきます。元康も稽古用の槍を勝家から受け取り応戦します。

この戦いも接戦になりますが、最後は元康が勝ちます。元康は、相手を追い詰めたところで相手が女性であることに気づきます。

織田信長
覚えておらぬか。いつも俺の後をくっついていた妹・市じゃ。
お市
お久しゅうございます。竹殿。
松平元康
お市さま・・・

元康が織田家で人質になっていたころ、いつもそばにはお市の姿がありました。そのことを思い出す元康。お市(北川景子)は、元康たちに清州を案内しました。

松平元康
清州がここまで栄えているとは思いませんでした。
お市
兄は、数年でなにもかも変えてしまいました。特に桶狭間より後は、人も富も勝手に集まってくる。小牧山城から美濃を攻める。美濃を手に入れたら、西へ向かう。乱世とは愉快なものじゃ。
松平元康
乱世が愉快?
お市
力さえあれば、なんでも手に入る。愉快この上ない。ただし、男ならな。すみません。つい、童のような物言いに戻ってしまいました。

 

翌日、元康は正装して清州城に向かいました。元康が行くとすでに、柴田勝家と木下藤吉郎が待っていました。

柴田勝家
織田は、何をおいても松平を助け、松平はなにをおいても織田を助ける。以上が、この度の盟約です。異論ございませんな。

そういわれて、元康はサインさせられます。

松平元康
はい。けっこうでございます。
柴田勝家
では。
松平元康
あの国境を決めておかねばならぬと思いますが。
柴田勝家
国境?
織田信長
お主は、どうしたい?
松平元康
やはり、境川がよろしいかと。
織田信長
それでよい。
松平元康
ありがとうございまする。今川の処し方についてですが・・・
木下藤吉郎
遠江も駿河も全部切り取りなはれ。
松平元康
恐れながら、今川は今なお大国です。和議を結ぶのが得策かと。
織田信長
情か。情で滅ぼされるか。未だ白兎か。今川は滅ぼせ。よいな

信長の圧力の前に、元康はひれ伏すしかありませんでした。

 

その後、元康は信長に呼ばれ2人で話をします。

織田信長
市をめとれ。
松平元康
私には、妻と子がいます。
織田信長
駿府に捨ててきたのであろう。あれは、その辺の男よりも頼りになるぞ。駿府の姫よりも遥かにお主の役に立つだろう。
松平元康
お市さまがどう考えるか。
織田信長
もう2、3日おって、形だけでも祝言をあげておけ。
松平元康
いささか急ぎすぎかと。
織田信長
おれは、とろとろするのが嫌いじゃ。やれ。話はしまいじゃ。行ってよい。
松平元康
信長殿、私は臣下の礼をとりにきたのではありません。織田殿の軍門にも下っておりませぬ。むしろ、先の戦では勝っております。
織田信長
ほう。
松平元康
織田軍の守る丸根砦を崩し、大高城を守りました。
織田信長
なるほど。物の見方はいろいろあるものじゃのう。
木下藤吉郎
元康殿、こういう見方もあります。殿は、ハナから大高城を力で攻めなんだ。大高をじわじわ攻めろ。ただ、落としてはならぬ。

大高城が苦しめば、今川義元はでてこずにはいられん。落としてしまっては、引っ込んでしまう。だから、元康殿が兵糧を入れにやってきたときに、通してやれと。

おかげで、今川義元はまんまと罠に引っ掛かってくれたんだわ。元康殿、そなたのおかげで義元の首を・・

松平元康
嘘じゃ。全部が罠なんて、戦神でもおらぬ限り・・・
木下藤吉郎
あくまで、物の見方ということでございます。

元康の背中に冷たいものが流れました。

 

その頃、駿府の瀬名も厳しい状況にたたされていました。今川氏真(溝端淳平)の側女にさせられようとしていたのです。

そして、ある晩に瀬名は氏真に呼ばれ、元康へのお守りを握りしめたことがばれてしまいます。

瀬名
ただのお守りでございます。氏真さまの武運をお祈りする。

一方、家康はお市に気持ちを確認しました。

松平元康
お市さまは、まことに私でよろしいのでしょうか?
お市
兄が誰かと相撲をとったのは、10年振りでございます。普段は誰も寄せ付けないので、元康殿を気に入っておられるのでしょう。市は、心を決めました。元康殿を強い強い武将にいたします。兄をもしのぐほどの。
松平元康
それはどうであろう。
お市
いたしまする。

そんな最中、元康のもとに氏真から書状が届きます。書状の中身は、今川に戻らなければ関口家は皆殺しにするというものでした。

そして、手の先を切り血判状を書かされます。元康が離縁状を書こうとしていたところに、その血判状が届いたのです。

瀬名
たすけて せな

それを見た元康は、覚悟を決めてお市(北川景子)に会いました。

松平元康
お市さま。申し上げたい儀がございます。この期に及んで、まことに心苦しいことではございます。私は・・・

その元康の様子に、お市は察しました。

お市
私も言いたいことがございます。やはり嫌です。兄の申し付けとはいえ、か弱き男の妻になるのは、嫌です。この話、お断り申し上げたい。
木下藤吉郎
それはいけませぬ。お市様、元康殿。戦になりますぞ。お考え直してください。

元康とお市は、清州城の信長のもとに向かいました。木下藤吉郎は、震えながら状況を見れずにいました。

お市
わらわの気持ちは変わらん。申したはずです。この世は、力だと。欲しいものは、力で奪いとるのです。
織田信長
つまりお主は、織田との盟約を破棄して、今川に戻りたいと申すのか。
松平元康
私は・・・信長殿をわが兄と存じております。
織田信長
ではどうする。
松平元康
なにもいたしませぬ。兄上との約定をしっかりお守りいたします。元康、今川領をことごとく切り取り、今川を滅ぼしまする。そして、妻と子をこの手で取り戻します。異存ございますでしょうか?

元康は、堂々と言い切りました。信長は、その申し出を受け入れました。

 

信長は、お市と話をします。

織田信長
どうじゃ。初めて男にそっぽむかれる気分は?しかも、恋焦がれた男に。三河を攻めて、奴を殺してやってもよいぞ。
お市
そんなことをすると、武田や北条と兄上が相対することになります。やっかいごとは、白兎殿にやらせておくのがよいかと。そして大切になさいませ。兄上が、信をおける方は、あの方だけかもしれませんから。

岡崎へ戻る途中、馬を走らせる元康の家臣たちが覚悟を決めていました。

酒井忠次
今川との大戦がはじまるな。
石川数正
うむ。

その頃、今川家では氏真が背後に今川義元の兜を置き、再興することを決意していました。どうする家康第4話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第5話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第4話の感想

どうする家康第4話のあらすじでは、元康が清州城に出向き信長と交渉事をするという話でした。木下藤吉郎がところどころ面白かったです。

そして、お市と祝言をあげるように信長が元康に命じましたが、それを断りました。元康は、瀬名のことを大事にしていたからでした。

 

う~ん。このタイミングで、後の秀吉と会って案内をしてもらうというのは面白いですね。しかも、秀吉はまだまだ、下っ端です。

柴田勝家にいきなり蹴られたり、驚くようなことがたくさんありました。やがて、天下人になるとは思えないぐらいぞんざいな扱いをされています。

 

しかし、元康はお市と結婚してたら歴史は大きく変わっていたと思います。信長は、家康とのつながりをもっと深くしていたかもしれません。

そうすれば、明智光秀から逃げる伊賀越えではなく光秀をやっつけたのが家康になっていたかもしれないですね。

 

お市が幼い頃から元康に恋していたというストーリーは、切なくて素敵なシーンでした。瀬名の血判状がなければ・・・なんて思ってしまいます。

家康は、今後約束通りに今川領を切り取り、瀬名を取り戻しにいかなければなりません。まだまだ、今の家康ではかなりハードルが高い仕事ですね。

 

歴史にうとい私でも、家康の人生は粗方わかります。でも、今川が滅亡する流れのこの辺りが一番楽しいなって思います。

まだ、若くて頼りのない家康がどう成長していくのか期待したいですね。どうする家康第4話の感想はここまで。どうする家康第5話の感想につづく



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