このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第86話あらすじ,感想をまとめています。あらすじは吹き出し(会話方式)でお伝えしています。
らんまん第85話のあらすじで、万太郎(神木隆之介)が書いた論文に田邊教授(要潤)が激怒しました。
らんまん第86話のあらすじは、田邊教授が怒った続きからはじまります。らんまん第86話のタイトルは「出入り禁止」です。
らんまん第86話あらすじ
ムジナモの論文を書いた万太郎(神木隆之介)に考えてもいなかったような苦難が待っていました。それは、田邊教授(要潤)から大学への出入り禁止されたからです。







万太郎は、言葉を失いました。田邊教授は、万太郎が上京した時に大学の植物学教室に快く受け入れてくれました。
その田邊教授からこんな仕打ちを受けるとは思ってもみませんでした。万太郎の心がこれほどくじけるのは初めてでした。
大窪(今野浩喜)、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)は、どうにか万太郎の大学への出入りを許してほしいとお願いします。
しかし、田邊は追い打ちをかけるかのように、土佐の植物目録と標本500点を大学に寄贈するよう万太郎に命じます。





万太郎は、家に帰って寿恵子(浜辺美波)に事情を話します。すると、寿恵子は怒ります。








これほど、くじけるのは万太郎は初めてでした。らんまん86話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第87話のネタバレ,あらすじにつづく。
らんまん第86話の感想
らんまん第86話のあらすじでは、万太郎が東京大学植物学教室の出入りを禁止されたことから、なんとかしようと万太郎の周囲は教授にお願いします。
しかし、田邊教授の決意はかわりませんでした。しかも、土佐の植物目録や500点の標本を寄贈するように命じられます。それを寿恵子も知りました。
田邊教授は、厳しいですね。植物学教室の出入りを禁止するまでは、全然ありえます。教授の権限でどうにでもなる話です。
むしろ、今まで部外者である万太郎を出入りさせてくれていたことが奇跡なのかもしれません。ただ、土佐の植物目録と標本500点の寄贈はさすがにやりすぎかな。
確かに大学の書籍などを利用して完成しているものという面もあります。しかし、それ以上に万太郎自身が自分で集めてきたものです。
なので、それを命じられるっていうのは余程のことです。出入りを禁止された今、それを寄贈する理由もないように感じます。
寄贈するのであれば、里中先生や野田先生のいる博物館に寄贈する方がまでいいような気がします。そして、何より気になるのは今後です。
植物学教室の出入りを禁止されると、万太郎は研究ができません。植物学者としての活動がいっさいできなくなってしまいます。
寿恵子が田邊教授の家に行くっていった気持ちもわかります。一気にお先が真っ暗になってしまった万太郎。
いったいどうなってしまうのか。心配ですね。らんまん第86話の感想はここまで。らんまん第87話の感想につづく。
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まん太郎が自分を超える人材になってくれる事が田邊教授の誉れじゃないの。真っ直ぐな人間は、普通の人とどこか違うので、思い通りにはなりません。考え方を変えて磨き上げる側の人になって欲しいです。
天才モーツァルトによって、自分の凡庸さを事あるごとに思い知らされ傷ついていく宮廷音楽家サリエリのように、田邊教授は万太郎こそが選ばれた植物学者だと言うことを知っている。地位も名声もあるけれど、万太郎に比べれば、所詮自分は2流の徒でしかないことを田邊教授は知っている。苦しかったでしょうね。万太郎を潰すことに舵を切った田邊教授は、葛藤から逃れ、ようやく私の魂は自由になったと、自らを納得させた。辛いねえ。天才の傍らには傷ついた多くの凡庸な才能がある。