どうする家康 ネタバレ,あらすじ第12話「氏真」

この記事では、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第12話ネタバレ,あらすじを吹き出し形式(会話方式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第11話で、家康(松本潤)は徳川家康と改名して、瀬名(有村架純)の幼馴染であるお田鶴(関水渚)が女城主としていた引間城を落としました。

 

どうする家康の第12話のあらすじは、三国同盟を破棄され今川氏真(溝端淳平)が丸裸になるところからスタートします。どうする家康の第12話タイトルは「氏真」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第12話

永禄11年(1568年)武田信玄(阿部寛)は、三国同盟を破棄して、今川領の侵略を開始しました。今川氏真(溝端淳平)は青ざめます。

陣に入っても誰もいません。家臣のほぼすべてが武田の調略にあい、今川氏真を誰も守るものがいなくなっていたのです。

今川氏真
なぜみな、わしを裏切るか。

首を斬ろうとする氏真は、今川義元(野村萬斎)から言われた言葉を思い出します。

今川義元
そなたに、将としての才はない。

その頃、引間城を拠点として家康(松本潤)は遠江侵攻を進めていました。大皿に盛られたおにぎりを食べながら軍議が行われていました。

石川数正
二俣城は平八郎(本多忠勝)。馬伏塚は小平太(榊原康政)の手勢にやらせます。
酒井忠次
一気に、掛川まで行きたいところですな。
鳥居元忠
我が手にお任せください。
平岩親吉
いいや、この平岩親吉にお任せを。

みながやる気に満ち溢れている中、家康は心ここにあらずの状態でした。今川氏真(溝端淳平)のことが気になっていたのです。

平岩親吉
殿・・・
徳川家康
えっあ、うん。今川氏真がどこに逃げているのか気になってな。逃げ足だけ早い男じゃ。

今川氏真は、武田軍に攻められましたが館を明け渡しましたが自害することなく逃げていたのです。

酒井忠次
服部半蔵に今、探らせています。じきに明らかになるでしょう。
平岩親吉
逃げるとしたら、どこになるでしょう?
石川数正
北条に逃げられると手出しできませぬな。
徳川家康
わしらには、どうにもできん。惜しいことじゃ。この手で氏真を討ち取りたかった思うたのに。

そこに、服部半蔵(山田孝之)がやってきました。

服部半蔵
服部半蔵、参上。
酒井忠次
それで、氏真はどうなった?生きておるのか?
服部半蔵
その前に、、、

そういって半蔵は、握り飯をたらふく食べます。そして、半蔵は回答します。

服部半蔵
これからにございます。

仕事の遅さにそこにいる誰もが啞然としました。

 

その頃、武田信玄(阿部寛)のもとに氏真の居場所が知らされていました。

武田信玄
岡崎のこわっぱに任せよう。

今川氏真は、妻・糸(志田未来)を連れて掛川城にいたのです。

 

そして、引間城で軍議を開いている家康たちの前に、再び服部半蔵がやってきました。

服部半蔵
今川氏真、生きておりました。
徳川家康
まことか?どこにおる?
服部半蔵
懸川城にございます。

懸川城は、家康たちがまさに攻めようとしていたところです。そこに、武田信玄からの書状が届きます。

石川数正
殿、信玄入道からにございます。
徳川家康
なんと書いておる。
石川数正
すみやかに、氏真を討ち取り首を届けよ。さもなくば、武田がやると・・・
徳川家康
偉そうに・・・忠次、数正、あとは任せた。平八郎と小平太も、終わり次第、懸川に来るように伝えよ。

家康はそういって立ち上がりました。

 

一方、今川氏真は懸川城に籠城して家康軍が来るのを待っていました。

今川氏真
来い。家康。

その頃、家康は本陣から懸川城を見ていました。しかし、家康は気乗りしません。家康は、今川義元(野村萬斎)から氏真を支えられるように言われていたからです。

しかし、瀬名(有村架純)や竹千代を殺しかけたのも事実です。家臣たちのそのことを言われて、自分を奮い立たせるように言います。

徳川家康
氏真は憎き敵じゃ。懸川城は10日で落とす。今川氏真の首をあげい。

しかし、満身創痍の今川氏真は手強くなかなか城を落とすことができませんでした。4月になり、夏を目前に控えた頃、武田軍が信濃と遠江の間に陣を敷きました。

早く氏真の首を取るようにと、信玄はプレッシャーをかけてきたのです。

徳川家康
これは、わしと氏真の戦じゃ。信玄などかかわりないわ。

その後、家康は星空を眺めていました。そんなときです。榊原康政が城から出てきた、氏真の妻・糸やその他の女たちを捕らえました。

もう時がないと感じた家康は、懸川城に乗り込みました。そして、今川氏真と槍で対峙します。2人の対決は、あっけなく家康が勝ちます。

 

今川氏真は腹を自ら切ろうとしますが、家康は氏真の上に乗りました。

今川氏真
離せ。腹を切らせろ。
徳川家康
死なせとうない。今も、兄と思っておるからじゃ。
今川氏真
父上もわしを認めなかった。誰もわしのことを・・・
それは違います。父上は私には、心の内を話してくれました。
今川義元
あれに天賦の才はない。しかし、余は知っておるぞ。あれが朝から晩まで励んでおることを。あの気持ちを持ち続ければ大丈夫じゃ。いずれ、天賦の才を持つ者をしのぐ。

きっと、良い将にもなろう。家臣にも恵まれておる。特に、次郎三郎は大きく化けるとみとる。5年後、10年後手を携えておる姿が楽しみじゃな。

そのことを本人に話してくれませんか。
今川義元
あいわかった。この戦からもどったらな。
ずっと、父上はお認めくださっていたのです。

氏真も家康も涙を流しました。

徳川家康
私も、ずっと氏真さまのお側にお仕えしとうございました。太守さまに歯向かい、氏真さまに弓引くことになり申し訳ございませんでした。
もう十分でございます。そこから降りましょう。降りて、楽になりましょう。糸は蹴鞠をするあなた様が好きでございます。
今川氏真
家康よ。余は、妻と一緒に北条殿に身を寄せたい。力添え願う。
徳川家康
承知つかまつりました。
今川氏真
余は、何一つ成し遂げられなかったが、妻を幸せにすることはできるかもしれん。

家康が手伝い、氏真は糸と共に北条に行きました。栄華を誇った、今川家は事実上この時に滅亡しました。その知らせは、武田信玄にも伝わりました。

武田信玄
なに?氏真を北条に逃がした?
山県昌景
明らかな裏切り行為ではないか。
武田信玄
わしに喧嘩を売ってるらしい。武田信玄は大いに怒っている。岡崎のこわっぱにそう伝えよ。

信玄の怒りの書状は、引間城にすぐに届きました。

石川数正
信玄が攻めてくるやもしれぬ。
酒井忠次
私が詫びの使者に立ちます。
徳川家康
いらん。
酒井忠次
武田と戦になりますぞ。
本多忠勝
やられる前にやるっていうのは、どうでしょう。今、北条と手を組み挟みうちにすれば、勝てるかもしれぬ。
平岩親吉
駿府をとれるかも・・・
榊原康政
殿、どうします?

どうする家康第12話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第13話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第12話の感想

どうする家康第12話のあらすじでは、今川家が滅亡するというストーリーでした。家康は、その際に氏真を北条に逃がしました。

しかし、家康は優しすぎますね。いくら、幼いころから仲良かったとはいえ北条に逃がすというのは武将としてはない気がします。

 

信長であれば、絶対に氏真を北条に逃がしたりしなかったと思います。ただ、この頃の家康はまだまだ、大きな力をもってない。

だからこそ、氏真にも甘かったのかなって思いました。もちろん、歴史的事実よりも脚色の部分が多いとは思いますが・・・。

 

でも、氏真もなかなか持ちこたえましたね。10日で落とすっていってたのが4月以上かかってるってのは、さすがにかかりすぎです。

今川を味方するものも、多くはない中で・・・徳川はちょっと手こずりすぎですね。信玄のように、調略するとか真正面から行かないような作戦考えられる人はいてないのかな?

 

しかし、栄華を誇った今川家も桶狭間の戦いで今川義元がやられて以降は、なかなか厳しい立場に立たされましたね。

家康は、このあたり上手に世をくぐり抜けたかなって思います。今後、信玄とのことがあるので心配ではあります。

 

戦国武将最強とも言われる武田信玄をどうなるのかな?どうする家康第12話のかんそうはここまで。どうする家康第13話の感想につづく



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