どうする家康 ネタバレ,あらすじ第8話「三河一揆でどうする」

このページは、2023年(令和5年)のNHK大河ドラマどうする家康第8話あらすじ,ネタバレを吹き出し方式(会話形式)でお伝えしています

どうする家康のあらすじ第7話で、家康(松本潤)は誰にも相談することなく一向宗から年貢を取り立てることを決めました。

 

どうする家康の第8話のあらすじは、瀬名(有村架純)の不安が的中するところからスタートします。どうする家康の第8話タイトルは「三河一揆でどうする」です。

どうする家康 ネタバレ,あらすじ第8話

家康(松本潤)は、倒れて一向宗の門徒たちが槍をもって取り囲んでいました。

徳川家康
ああ~。

一向宗から年貢を取り始めてから1ヶ月後に大きな問題が発生しました。一向宗の門徒たちが、寺から取り立てた年貢を取り返したのです。

怒った家康(松本潤)は、本證寺に使者を送ります。しかし、簡単に物事は解決しませんでした。家康が送った使者が切り殺されたのです。

松平家康
斬ったものを差し出せと伝えよ。匿えば、寺に討ち入ると!

しかし、この家康の命は火に油を注ぐようなものでした。

空誓上人
助けを求めるものを放り出すわけにはいかん。例え殿さんでも御仏の敵じゃ。仏敵じゃ。わしらの暮らしは、ワシらみんなで守るんじゃ。
千代
空誓さまの言う通りよ。みんなの仲間の者にふれまわりな。武器を持って寺に集まりなって。

一向宗たちは、各地から集結して一揆をおこしました。しかも、城下にいる武士たちの中にも寺に向かって一揆に参加するものがいました。

家康は、大きくなった火を武力を使って鎮圧するしかありません。

 

武装して、軍議が開かれているところで酒井忠次(大森南朋)が言います。

酒井忠次
本證寺、上宮寺、勝鬘寺の3つを鎮圧すれば、あとはおのずと静まるはず。上宮寺、勝鬘寺は、わしと数正が当たる。方々には、本證寺を攻めてもらたい。

そこに、夏目広次(甲本雅裕)が家康に問いかけます。

夏目広次
私は一向宗ではございませぬが、家臣は一向宗の者が多く、戦となれば家来と戦うことになります。どうしても、気が進みませぬ。
本多忠真
恥ずかしながら、本多家も寺についた者が多くおりまして・・・
瀬名
これでは、戦はできぬでございますな。
徳川家康
瀬名、奥に行っておれ。

そこに、榊原康政(杉野遥亮)がやってきました。

榊原康政
私目に兵をお与えくだされば、ことごとく落としてまいります。仏のバチは、一切私が承ります。

榊原康政は、そういって家康を喜ばせます。

 

仕方なく兵を挙げることになりますが、寺の守りは想像以上に固い。鉄砲も余るほど保有していました。また、信徒たちは死を恐れてないので強い。

徳川家康
何を手こずっておる。
本多忠勝
連中は、死を恐れてない。
徳川家康
敵は、坊主だろうが。。
石川数正
誰か軍師がついているのかもしれません。
夏目広次
今まで通り、不入の権を認めてればどうでしょうか。何もなかったかのように。
石川数正
それは、できぬ。今、殿が空誓に屈すれば、三河を束ねることができない。

家康は、空誓(市川右團次)の言葉を思い出します。

瀬名
殿が空誓上人に謝ればすむ話じゃないんですか。一つの家が、バラバラじゃ。
徳川家康
馬鹿なことを申すな。奴らは、役人を殺したのだぞ。
瀬名
先に約束を破ったのは、殿の方ではありませぬか。
徳川家康
うるさい。この国の主は、わしじゃ。空誓ではない。それをはっきりさせる。
瀬名
一つの家が、バラバラじゃ。あほたけ。

この混乱に乗じて、吉良義昭(矢島健一)、松平昌久(角田晃広)の謀反が発覚しました。三河はあっという間に内戦状態に陥りました。

松平家康
なにゆえ、みなわしを裏切るんじゃ・・・わしは一生懸命やっておるのに。半蔵、服部半蔵・・・これ以上家臣が裏切らないように、服部党に見張らせる。どうせ、みなわしのことが嫌いじゃからのう。
瀬名
そのようなことを考えなさらなぬことです。お家が大きくなり、家来もたくさん増えたから。でも、近しい家臣は、みな殿のことを支えてくれてるじゃないですか。
松平家康
そうじゃな。

家康の家臣に対しる不安に、そのとどめを刺したのは夏目広次が吉良義昭と手を携えたことでした。城下では、吉良の密書が飛び交っていました。

石川数正
殿は、夏目殿を軽ろんじておられた。名前をいっこうに覚えていません。
徳川家康
軽ろんじてはおらん。ただ、つい名前を間違ってしまうのじゃ。
石川数正
服部党に頼んで、空誓を暗殺してもらいましょう。もう手段は選んでおられませんぞ。
松平家康
半蔵、服部党に命ずる。本證寺に行き、住職・空誓を亡きものにせよ。
石川数正
軍師がいれば、その者もじゃ。
服部半蔵
はっ

苦戦を強いられている本證寺には、家康自ら出陣することを決意しました。家康が出陣をすることで、離れていった兵の気持ちを取り戻すことができるかもしれないと思ったからです。

瀬名
殿・・・
徳川家康
心配するな。竹千代と亀を頼むぞ。

家康がわずかな手勢を率いて、寺内町を馬で歩んでいると先導していた長吉(田村健太郎)が突然、駆け出して身を隠しました。気がつけば、家康を狙った銃がいくつも向けられていました。

鳥居元忠
殿を守れ。

元忠(音尾琢真)の声が響きわたりましたが、その瞬間に多数の鉄砲が放たれ家康は銃撃を受けました。

弾丸は、鎧を突き抜けてはいませんでしたが、家康の意識はもうろうとしていました。そんな中、家康は今川義元(野村萬斎)がでてきました。

今川義元
よいか、民が汗水たらして働いた米と銭で我らは、生きておるのじゃ。我らは、民に生かしてもろとるのじゃ。よく覚えておけ。民に見放された時こそ、我らは死ぬのじゃ。

そして、意識を取り戻した瞬間に門徒たちが家康を槍で突き刺そうとしていました。そこに、長吉が覆いかぶさって守ります。

徳川家康
長吉・・・

長吉は、まだ近い家臣の中に裏切り者がいることを家康に伝えて亡くなりました。

酒井忠次
長吉は、なんと?
石川数正
どうされた?

家康は、近い家臣が裏切っていると聞いたことで疑心暗鬼におびえていました。

 

そして、城に戻ると服部半蔵(山田孝之)がやってきました。

服部半蔵
空誓の軍師に阻まれました。
徳川家康
軍師とは?
服部半蔵
敵の軍師は、本多正信。

軍師はなんと本多正信(松山ケンイチ)であることがわかったのです。どうする家康第8話のネタバレ,あらすじはここまで。どうする家康第9話のネタバレ,あらすじにつづく



どうする家康第8話の感想

どうする家康第8話のあらすじでは、一向宗による一向一揆が起き、家康は鎮圧に出向きますが死にかけるというストーリーでした。

しかし、宗教の力は偉大です。本多忠勝が言っていたように死ぬことを恐れていないというのは何よりも怖いです。

 

何よりも、味方だと思っていた家臣たちが一向宗の側についてしまうことになるので、複雑な感情でした。瀬名も話していましたが空誓に家康が謝ればよいのかなとも思います。

とはいえ、やっぱり三河の主としてのプライドがあります。ことあるごとに、一向宗が文句をつけてきても問題です。

 

そうなると、やっぱり戦うしかないのかな。一向宗だけでなく、他のところでも謀反が起きていますし・・・ピンチですね。

しかも、家康は殺されかけました。長吉に罠にはめられました。しかし、長吉は最後は家康を守りました。

 

長吉が家康を裏切っていたのは、苦渋の決断だったのかもしれません。それだけ、信仰というのは深いものがあります。

家康は、一向宗が年貢を納めていないことを問題視していましたが・・・どうなのかな。私も坊主丸儲けはいかがなものかって思ってしまいます。

 

ただ、一致団結すると怖いものがあります。現在の選挙も、どっかの党は信教で団結していますよね。個人的には怖いですが・・・こんな昔からなんです。

一向一揆をどう納めていくのか。家康の器が問われています。どうする家康第8話の感想はここまで。どうする家康第9話の感想につづく



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