らんまん第119話あらすじ「神社合祀令の実態」感想

このページでは、NHK朝ドラ「らんまん」の第119話ネタバレ,あらすじを吹き出し(会話方式)でお伝えしています。

らんまん第118話のあらすじで、南方熊楠から届いた標本が120年に1度しか咲かない花であることがわかりました。

 

らんまん第119話のあらすじは、南方熊楠が神社合祀令の反対運動をしているところからはじまります。らんまん第119話のタイトルは「神社合祀令の実態」です。

らんまん第119話あらすじ

万太郎(神木隆之介)は、徳永教授(田中哲司)から神社合祀令の反対運動にかかわらないように釘を刺されました。

徳永教授
いいか。この南方という御仁は、神社合祀令を神狩りだと断じてる。植物学教室教授として命じる。深入りするんじゃない。
万太郎
合祀の際に、神社の森まで伐採されるいうことですか。
徳永教授
国がやっているのは、神社の合祀だけだ。森の話はしていない。神社の合祀ということで、民俗学者の柳田さんなどは彼の活動を推進している。植物学教室は、彼らの運動を反対しないが推進もしない。それより、今は満州だ。お前は決してかかわるんじゃないぞ。
万太郎
教授、念のためお伺いしますが、次の植物採取地の熊野に行ってもええがでしょうか。
徳永教授
何度も言うが、大学は国からお金をもらって研究をしているんだ。今は満州だ。
万太郎
わかりますが、植物学教室は国のためではなく植物学のために尽くすべきではありませんか。
徳永教授
それ以上言うなら、大学本部より問い合わせがあった。教員の妻が渋谷で水商売をやっているのはいかがなものかと。
万太郎
待合茶屋をやっております。どこがいけないのですか。
徳永教授
部屋貸しの商売だろ。中でなにをやってるのかわかったものじゃない。
万太郎
私のことは何を言われても構いません。けど、妻のことは・・・
徳永教授
だから、目立つな。私もこれ以上は、庇えないぞ。

徳永教授(田中哲司)の言葉に万太郎は納得いかないまま帰りました。

 

万太郎は神社合祀令で植物がなくなることが気になっていました。すぐに熊野に向かおうとします。

百喜
お父ちゃん、帰ってる?

そこに、百喜(松岡広大)が役所つとめから帰ってきたところでした。千歳(遠藤さくら)と話をしている声が聞こえてきます。

百喜
今日、理科の先生がきてお父ちゃんに教科書を書いてもらいたいって。東京帝国大学のお墨付きが欲しいって。
千歳
お父ちゃん、まだ助手なのに。
百喜
助手だって話したら、ビックリしてた。有名だからそう思わなかったって。
千歳
確かにお父ちゃん助手なのに講演会呼ばれるし、目立ってるよね。

万太郎は、2人の会話を聞いて自分が出過ぎた真似をしているのではないかと感じました。

 

ある日、寿恵子(浜辺美波)がやっている待合茶屋「山桃」に、珍しいお客さんが訪れていました。

早川逸馬
女将、義理の姉夫婦は土佐じゃいうとったの?ご主人の名前は?

寿恵子(浜辺美波)が話をしていると、万太郎のことを知っている様子でした。そのため、寿恵子はその人と万太郎を会わせます。

早川逸馬
なんじゃ。この部屋は、万太郎。
万太郎
逸馬さん。逸馬さん。
早川逸馬
おう。わしじゃ。早川逸馬じゃ。

自由民権運動をしていて、一緒に捕まったことのある早川逸馬(宮野真守)だったのです。その後、万太郎は逸馬と井戸端で話をします。

万太郎
逸馬さん、あの時はほんまにありがとうございました。逸馬さんが守ってくれなんだら、今のわしはありません。
早川逸馬
あれからのう、おまんが隣におったらと思うこともあったき。おまんがおったら愉快で、きっとなんじゃちできとった。

けんど、これでよかった。わしは、誰もが己のまま生きていける世の中を望んでおったけど、また戦いの世になりよった。おまんこそ自由の身やったの。一人、おまんの道をみつけて。

万太郎
今は、わからんようになっておるがです。小学校もでとらんわしが、大学の身分を得てどこじゃち信用してもらえます。心が騒ぎよるです。
早川逸馬
身分は大事か?わしは信用したがじゃ。おまんの目だけで。

後日、早川逸馬は寿恵子と万太郎に永守徹(中川大志)を引き合わせました。

万太郎
植物学者の槙野万太郎と申します。
永守徹
早川先生より伺っております。植物標本10万点の保管。図鑑のための出版費用、この永守家がご支援したいと思っております。
万太郎
ありがたいお申し出ですけど・・・

らんまん第119話のネタバレ,あらすじはここまで。らんまん第120話のネタバレ,あらすじにつづく



らんまん第119話の感想

らんまん第119話のあらすじでは、万太郎が早川逸馬と再会しました。そして、永守徹を紹介してもらいました。

万太郎は、国が行っている神社合祀令のもとに森林が伐採されていることをなんとかしたい。そう考えていました。

 

早川逸馬、久しぶりの登場でしたね。なんか、年月が経っていることもあり、すごい貫禄がでてきていましたね。

でも、万太郎が迷ってる大事なポイントでの登場は、万太郎の道に大きな影響を与えそうな予感がします。身分はそんなに大事か?って言葉が万太郎には重い。

 

自分が向かう正しい道に向かうためには、東京大学の助手って立場は足かせになります。万太郎がどんな決断をするのか気になります。

それと同時に、永守徹を引き合わせてくれたのは大きかったですね。スポンサーができたのであれば、大学の助手にこだわる必要はありません。

 

標本の保管も念願の図鑑も可能になる永守徹との出会いは、とてつもなく大きいことだと思います。自由民権運動に参加したあの時のことも無駄ではなかった。

そんなことを思わせてくれました。しかも、永守徹役は中川大志さんでしたね。万太郎がどんな決断を下すのか。

 

明日の万太郎に注目したいです。らんまん第119話の感想はここまで。らんまん第120話の感想につづく。



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