虎に翼 ネタバレ,あらすじ第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

このページは、NHK朝ドラ虎に翼」の第1週のネタバレ,あらすじを吹き出し(会話形式)でお伝えしています

笠置シズ子さんをモデルにした朝ドラ「ブギウギ」が終わり、三淵嘉子さんをモデルにした「虎に翼」がスタートします。

 

虎に翼第1週のあらすじは、主人公が女学校卒業しようとしているところからはじまります。虎に翼第1週のタイトルは「女賢しくて牛売り損なう?」です。

虎に翼 ネタバレ,あらすじ第1週

ここでは、朝ドラ「虎に翼」の第1週のネタバレ,あらすじを1話ずつざっくりとお伝えしています。詳しい内容はリンク先をご覧ください。

1話「お見合い」

1931年(昭和6)の夏、女学校の最終学年をすごす17歳の猪爪寅子(伊藤沙莉)はとあるレストランにいました。父・直言(岡部たかし)のすすめで、お見合いに望んでいたのです。

直言
この子は、五黄の寅の生まれでしてね。だから寅子と書いて、ともこと読むんです。名前のごとく、強く元気なこでトラコって呼ぶこともあるんです。

しかし、当の本人の寅子は元気がありません。

 

前日、お見合いを嫌がって家出を試みた寅子でしたが、12歳年下の弟・直明(永瀬矢紘)がトイレに起きたことから、みんなが起きてしまったのです。

寅子の兄・直道(上川周作)に寅子の気持ちを想像しました。

直道
寅子は、他に好きな人がいるんやろ。相手は、優三くんなんだろ?

佐田優三(仲野太賀)は、猪爪家で下宿している書生でした。しかし、寅子はそれを強く否定します。

寅子
女学校で2番目に優秀な私がなんで、結婚しなければいけないの。女学校は、その後の人生に活かすために勉学を学ぶところでしょう。それを卒業後に活かすのは普通のことでしょ?
はる
学んだ知識は、家庭のために使いなさい。
寅子
はて?職業婦人になるということ?

その言葉に、はる(石田ゆり子)は余計に怒ります。そんなやりとりが朝まで続いたのです。

 

結果的に、眠かった寅子はお見合い中に居眠りをしてしまいました。そのため、見合い相手からは断られます。そして、再びもうけられた別のお見合い相手にも断られます。

寅子
女の幸せが結婚と決めつけていることに納得がいかないのかもしれない。
花江
え~トラちゃんそんなお子ちゃまだったの。

親友の花江(森田望智)は、当時の普通の感覚の女性です。女は早くお見合いして結婚するというのが当たり前だったのです。

2話「すん」

花江と話した後に、寅子は3回目のお見合いに望みます。相手は、帝国大学を卒業して貿易会社につとめるエリート・横山太一郎(藤森慎吾)でした。

お見合いの席で、社会情勢に対して話をする寅子のことを横山太一郎は好意的に受け止めていましたが、話続けていると態度を大きく変えました。

横山太一郎
女のくせに生意気な。分をわきまえなさい。

結果的に、その日もお見合いはうまくいきませんでした。

 

やがて、猪爪家は寅子の見合いよりも、直道の見合いの方に進んでいきました。直道の見合い相手は、寅子の親友・花江でした。

直道が一目ぼれして、実現する形になったのです。花江にとっても、女学校在籍中のお見合いは願ってもないことだったのです。

 

ある日、式の打ち合わせのため猪爪家に仲人・高井理事がやってきました。高井理事に対して、女性たちは急に控えめになります。

その様子を見て、寅子は複雑な気持ちを持ちました。その数日後、はるが親戚の不幸事で里帰りします。そのため、寅子は食事などの用意をすることに。

 

それを花江と女中・稲(田中真弓)が手伝いにきてくれます。寅子は、花江を見て幸せそうだとは思いました。しかし、自分は結婚することで幸せになれるとは思えませんでした。

その日、寅子は優三の弁当を作るのを作り忘れてしまいます。そのため、優三が通う明律大学に届けに行きました。

 

優三は、昼は帝都銀行で働きながら夜は明律大学で弁護士になるために勉強をしていたのです。明律大学に弁当を届けにいくと、授業をしていました。

桂場
婚姻状態の女性は、無能力者
寅子
はあ?

寅子は思わず声をあげてしまいます。

3話「法律家に向いている」

優三
弁当ありがとう。もう帰ってええよ。
穂高
いいたいことがあれば、いいたまえ。
寅子
女性が無能力者というのは、女性が無能ということですか。
桂場
そうではない。結婚した女性は、責任能力が制限されるということだ。
寅子
いいえ。ありますよ。責任能力。私の家では、お金まわりのことから何から何まで母親がやっていますが。
優三
法律上そうなんだよ。
桂場
財産の利用、贈与、雇用契約など行うとなると、夫の許可が必要ということだ。

寅子は、その説明を受けても納得がいきません。

穂高
納得いかないなら、教室に残ってみるといい。

寅子はその日、男子学生と一緒に授業を聴きました。

穂高
どうだった。
寅子
結婚に心が乗らないのも、漠然と嫌だとおもっていたものに理由があるとわかりました。理由がわかったので、何かできるかもしれません。
穂高
君、法律家に向いてるよ。物事のとらえ方、探求心。何より弁が立つ。間もなくできる明律大学女子部に入りたまえ。君のような女性が学ぶのにふさわしい場所だ。

寅子は、心を決めて家に帰りました。

4話「はると対峙」

さっそく、父・直言に伝えます。

寅子
女子も3年かければ、男子と同じように法学部にすすめるんですって。
直言
そんな道があったか。トラ、よい手をおもいついたな。嫌がっているのに、お見合いさせるのに抵抗があったからな。トラは法学に向いてる。

直言は、寅子が法学の世界に進むことに賛成してくれます。はるが戻ってくると、反対される可能性があるので願書をすぐに提出しました。

はるが戻ってきてから、しばらく寅子は願書をだしていることを言えずにしました。父・直言は何も言ってくれません。

 

自分で言わないとと寅子が言おうとすると、花江に反対されます。

花江
結婚式を最高のものにしたい。そのためには、寅子のお母さんの機嫌が大事なの。だから、結婚式が終わるまで黙っててほしい。
寅子
わかったよ。

そして、花江と直道の結婚式の当日がやってきました。披露宴も終わり、寅子がはるにいつ言おうか考えているタイミングで、穂高が会場に現れます。直言と楽しそうに話しています。

穂高
あのゼミナール旅行なつかしいな。直言くんが君に一目ぼれしてね。

穂高は直言の先生で、はるのことも知っている仲だったのです。

穂高
やっぱり、君は猪爪くんの娘か。願書は受けとっているよ。一応、試験は受けてもらうが試験は合格だ。

このやりとりで、はるにバレてしまいます。

 

寅子は家に帰って、はると対峙しました。

はる
私は、女学校に行きたかったけど行けなかった。だから、本を読んでたくさんべんきょうした。そして、旅館を第一に考える母と離れたくて結婚したの。これまでずっと、子どもの幸せを第一に考える母親になろうと考えてきたの。もし、法律家になれなかったらどうするつもり?なれても、うまくいかなかったらどうするの?どう進もうと地獄じゃない。見合いの方がいいわ。
寅子
でもね、私にはお母さんの言う幸せが地獄にしか思えない。

その言葉に、はるは泣きました。

5話「地獄を見る覚悟」

翌朝、はる(石田ゆり子)は何もなかったように話かけます。

はる
振袖を買いにいくから、竹もとで待ち合わせをしましょう。

寅子は戸惑いつつも約束をしました。

 

寅子が「竹もと」に行くと、桂場(松山ケンイチ)がいました。寅子は現状を桂場に相談しました。

寅子
女子部に進学しようと思っているのですが、母親に反対されています。
桂場
私も女子部進学は反対だ。女子も法律を学ぶべきという考え方は素晴らしいが、時期尚早だ。
寅子
やってみないとわからないと思います。
桂場
君みたいなお嬢さんは、泣いて逃げ出すのがおちだ。
はる
偉そうに。そうやって、女の可能性をつぶしてきたのはどこの誰。男たちでしょ。

はるは怒って、寅子と一緒に店を出ます。すぐに、本屋に行って六法全書を買いました。

はる
寅子、何度でもいう。今、お見合いしたほうが幸せになれる。それでも、本当に地獄をみる覚悟はあるの?
寅子
ある!

こうして、寅子は地獄行きの切符を手にしました。虎に翼第1週のネタバレ,あらすじはここまで。虎に翼第2週のネタバレ,あらすじにつづく



あなたにおススメのページ

虎に翼第2週のネタバレ,あらすじ
虎に翼ネタバレあらすじキャストまとめ
虎に翼公式ブックはコチラ